株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2018/05/10 16:07英FTSE100:英中銀政策会合後の英ポンドの動向に注目

(本日のレビュー)

10日の日経平均は前日比+88.30円と反発し、22497.18円で取引を終えました。前日の米株高や米ドル高・円安が日経平均のサポート材料となりました。一方で、イラン情勢などの不透明要因が重石となり、日経平均の上昇は限定的でした。

(今後の見通し)

英FTSE100は9日、英ポンド安を背景に一時1月30日以来となる7662.52pまで上昇しました。英ポンド/米ドルは8日、一時1月11日以来となる1.3482ドルまで下落しました。

英CPI(消費者物価指数)は依然としてBOE(英中銀)のインフレ率目標を上回っているものの、3月は前年比+2.5%と、市場予想の同+2.7%を下回ってインフレが鈍化しました。また、第一四半期GDPは前年比+1.2%と、前回の同+1.4%から伸びが鈍化しました。カーニー総裁は4月に、「当局者らは5月以外にも決定会合があることを認識している」と発言し、利上げを急がないことを示唆しました。

日本時間10日20時、BOEのMPC(金融政策委員会)で金融政策が決定されます。市場では、政策金利の据え置きが予想されています。市場は、数週間前まで5月の利上げをメインシナリオとしていましたが、前述したインフレ圧力や経済指標の鈍化、カーニー総裁のハト派的な発言を受けて利上げ観測は大きく後退しました。

市場が予想する次の利上げ時期は8月です。BOEから利上げについて何らかのヒントが示されるのか、同日に公表されるインフレーションレポートのインフレ見通しなどを受けた英ポンドの動向がFTSE100の相場材料となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ