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2018/05/07 16:31NYダウ:米長期金利や原油価格の動向に注目

(本日のレビュー)

7日の日経平均は先週終値比-5.62円と小幅に続落し、22467.16円で取引を終えました。先週金曜日に発表された米雇用統計では、失業率が2000年12月以来となる3.9%へ低下しました。一方で、NFP(非農業部門雇用者)や平均賃金が市場予想を下回ったことで米長期金利は低下。NYダウは前日比+332.36ドルと大幅に上昇しました。ただ、中東情勢に対する懸念や長期金利の低下から、為替市場で米ドル/円が下落。日経平均の重石となりました。

(今後の見通し)

米長期金利(10年債利回り)は2日、一時2.996%まで上昇し、当日のNYダウは前日比-174.07ドルと4営業日続落しました。NYダウは長期金利の動向に影響される展開がしばらく続くかもしれません。

今週は10日に4月の米CPI(消費者物価指数)が発表されます。CPIを押し下げていた携帯電話料金の値下げの影響が剥落するとみられており、市場は、4月のCPIコア(エネルギーと食料を除く)は前年比+2.2%と、FRBのインフレ率目標である+2.0%を上回ると予想しています。インフレの加速を受けて長期金利が3%を超えて上昇した場合、NYダウに下押し圧力が加わる可能性があります。

中東情勢にも目を向けておく必要があります。トランプ大統領は12日までに「イラン核合意」から離脱するかを決断するとみられています。米国が「イラン核合意」から離脱した場合にイランからの石油輸出が減少するとの見方から、WTI原油先物は一時3年5か月ぶりに70ドル台へ上昇しました。

原油価格の上昇はエネルギー関連企業にとってプラスとなります。ただし、NYダウのエネルギーセクターの割合は1割以下です。原油価格の上昇で企業のコストが増加すれば、NYダウの上値を抑える要因となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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