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2018/04/26 15:52米企業業績の先行きに懐疑的な見方が出てくれば、NYダウの重石となる可能性も

(本日のレビュー)

26日の日経平均は前日比+104.29円と反発し、22319.61円で取引を終えました。25日に好決算を発表した東京エレクトロンが日経平均を押し上げました。また、米ドル/円の底堅い動きも日経平均のサポートとなりました。取引時間終盤に日経平均は上げ幅を縮小しました。27日に南北首脳会談を控えていることから、様子見の姿勢が強まりました。また、日本の連休を前に、米長期金利が上昇傾向であることがポジション調整の動きにつながったとの見方もあります。

(今後の見通し)

米長期金利(10年債利回り)は25日、一時2014年1月2日以来となる3.035%まで上昇しました。通常、長期金利の上昇は株式のバリュエーションを押し下げるため、株価の下落要因となります。ただ、25日のNYダウは前日比+59.70ドルと小幅に反発しました。

長期金利が上昇して株価が大きく下落した1月末と比べると、NYダウは今のところ落ち着いた動きとなっています。米企業の堅調な収益の伸びが示されたことが背景です。25日に決算を発表したNYダウ採用銘柄のボーイングは、前日比+13.8ドル(+4.19%)上昇し、NYダウを95ドル押し上げました。

一方で、企業業績の先行きに対する懐疑的な見方もあります。24日、キャタピラーは好決算を発表したにもかかわらず大幅に下落し、NYダウを押し下げました。キャタピラーの幹部が、「第1四半期の決算は例外的」と説明したことで、第1四半期の決算がピークになるとの見方が広がりました。また、米国の保護主義的な通商政策を受けて、鋼材などの原材料コストの増加に懸念が示されたことも株価を押し下げました。

長期金利が上昇するなかで、企業の好決算に対する市場の反応が限定的となれば、NYダウは上値の重い展開となる可能性があります。明日27日にはNYダウ採用銘柄のマイクロソフトとインテル、シェブロン、エクソンモービルが決算発表を予定しています。長期金利の動向に加え、企業決算の内容やその内容を市場がどう解釈するのかにも注目しておく必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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