株価指数デイリー・レポート

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2018/03/19 16:26NYダウ:強弱まちまちの相場環境がしばらく続くか?

(レビュー)

19日の日経平均は、前週末終値比-195.61円と2営業日続落し、21480.90円で取引を終えました。週末に行われた各報道機関の世論調査で内閣支持率が急落。国内の政治不安が日経平均の重石となり、日経平均は一時前週末終値比-300円を超えて下落しました。

(今後の見通し)

16日に発表された2月の米鉱工業生産指数は前年比+4.4%と、2011年3月以来の高い伸びを記録。設備稼働率は78.1%と、2015年1月以来の水準まで上昇しました。また、3月のミシガン大学消費者信頼感指数は102.0と、2004年1月以来の高水準を記録しました。

2月の株価調整を経て、NYダウの割高はかなり修正されたとみることができます。収益と比較して株価が何倍まで買われているかを示す予想PER(株価収益率)は、3月16日時点で16.89倍と、2017年末のピーク19.71倍から低下しました。NYダウの割高が修正され、米景気の底堅さが示されたことは、NYダウのサポート材料となりそうです。

一方で、トランプ政権は、鉄鋼・アルミへの関税賦課を決定し、さらに対象拡大を検討するとしています。また、中国を標的にした関税を、早ければ19日の週に発表するとの報道もあります。米政治リスクには注意が必要で、今後も株価の下押し材料となる場面が見られるかもしれません。

19-20日にアルゼンチンのブエノスアイレスでG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。米国の保護主義に対する懸念が高まるなか、G20が「公正な貿易の推進」という点で足並みを揃えることができるか、注目です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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