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2018/03/08 16:02ECB理事会やドラギ総裁の会見が本日の相場材料に!?

(レビュー)

8日の日経平均は、前日終値比+115.35円と反発し、21368.07円で取引を終えました。コーンNEC(国家経済会議)委員長の辞任で警戒感が高まりましたが、7日の米株が小幅安だったことが好感されました。ただし、本日8日のECB理事会や9日の日銀の金融政策決定会合、2月の米雇用統計など注目のイベントが控えていることから、日経平均は徐々に上げ幅を縮小しました。

(今後の見通し)

日本時間21時45分にECBの金融政策が発表されます。同22時30分にはドラギ総裁の会見が予定されています。ECBの金融政策やドラギ総裁の会見での発言が、独DAX®やユーロなどの相場材料となる可能性があります。

市場ではECBがQE(量的緩和)に伴う債券購入プログラムを年内に縮小、あるいは停止するとの観測が根強くあります。ドイツ連銀のバイトマン総裁は、ECBは年内にQEを終了できるとの見解を示しています。QEの縮小・停止に向けた「地ならし(ガイドラインの修正など)」が行われる可能性はありそうです。

一方で、ECBがガイドラインを含めて金融政策を据え置くとの見方もあります。2月のユーロ圏CPIは前年比+1.2%と、インフレの伸びが鈍化しました。基調的なインフレ動向を示す食料とエネルギーを除くCPIコアも前年比+1.0%と、インフレ率はECBの目標である2%近辺を大幅に下回っています。
  

また、足元では、イタリアの政治動向や米国の関税方針などがリスク要因として意識されています。市場の警戒感が高まっていることから、ECBは慎重にならざるを得ないとの見方があります。ECBの決定に加えて、ドラギ総裁が会見で、物価見通しやリスク要因に関してどのような見解を示すかにも注目が集まりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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