株価指数デイリー・レポート

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2018/02/28 16:16NYダウは目先、長期金利の動向をにらんだ展開か?

(レビュー)

28日の日経平均は、前日終値比-321.62円と4営業日ぶりに反落し、22068.24円で取引を終えました。前日のパウエルFRB議長の議会証言を受けて、米長期金利が上昇し、NYダウが下落したことが重石となりました。また、日銀が国債買い入れオペで、買い入れ額を前回から100億円減額し、為替市場で円高が進んだことも日経平均のマイナス材料となりました。

(今後の見通し)

パウエルFRB議長は27日、下院金融サービス委員会で半期に一度の議会証言を行いました。パウエル議長は、「昨年12月以降、私の個人的な経済に関する見通しは強まった」と述べ、FOMCで年3回と予想されている利上げ見通しを引き上げるかどうか検討する可能性を示しました。

パウエル議長の証言後に米長期金利が上昇し、NYダウは下落しました。市場では、長期金利3%を大きな節目として意識しています。長期金利3%が株価にとっての「レッドライン」とする明確は基準があるわけではありませんが、NYダウは目先、長期金利3%を意識した展開となるかもしれません。

一方で、中長期的には、長期金利が上昇するなかでもNYダウが比較的底堅い展開となる可能性はあります。過去の景気拡大局面のNYダウと長期金利を比較すると、1994年や2003年、2013年など(下図、赤枠)、長期金利の上昇によるNYダウへの影響は限定的でした。

米経済が底堅い成長を続けるのであれば、経済成長に伴った金利の上昇≒「良い金利の上昇」の側面が意識されるかもしれません。その場合、長期金利が上昇するなかでも、NYダウは比較的底堅い展開となる可能性はあります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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