株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2018/02/20 13:53英FTSE100:ブレグジット交渉の不透明感が重石となりそう

(今後の見通し)

ブレグジット交渉のゆくえには、依然として不透明感があります。メイ英首相は、今年10月までにブレグジット(英国のEU離脱)後の通商協定の草案でEUと合意し、ブレグジット後すぐに通商協定を発効できるようにしたい意向です。

一方、EU側は、メイ首相が目標とする10月に合意がなされても詳細はほとんど盛り込まれず、政治宣言に留まる可能性を示唆しています。ブレグジット後の通商協定の詳細な合意が遅れれば、英企業の通商面に対する対策は遅れることになりそうです。それは、株価の下押し要因となる可能性があります。

通商協定に進展が見られないことから、英政府高官の中には緊急時の対応策が必要になるとの考えもあるようです。関係者によれば、ブレグジット後に新たな自由貿易協定を発効させるという公約をEUが反故にした場合の選択肢として、ブレグジットに伴う英国のEUへの支払いを留保することで公約を守らせるという対応策の策定を議論しているようです。

2019年3月末の離脱日が近づく中、通商協定の詳細でほとんど合意がなされない可能性もあります。また、北アイルランドの国境問題や移民政策に関しても今のところ進展は見られません。離脱時期が近づく中でブレグジット交渉が難航する、あるいは合意がなされないとの見方がいっそう強まれば、英FTSE100は上値の重い展開となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ