株価指数デイリー・レポート

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2018/02/13 16:31米CPIの結果を受けた長期金利の反応に注目

(レビュー)

13日の日経平均は、前日の米株上昇や黒田日銀総裁の続投報道を好感し、前場に一時21679.20円まで上昇しました。その後、日経平均は下げに転じ、2017年10月13日以来となる21244.68円で取引を終えました。14日に米CPI(消費者物価指数)の発表を控え、米金利上昇に対する懸念があることや、為替市場で米ドル/円が一時107.99円まで下落したことが日経平均の重石となりました。

(今後の見通し)

トランプ大統領は12日、インフラ投資やメキシコ国境の「壁」建設費を盛り込んだ2019年度の予算教書を発表しました。財政赤字が拡大するとの懸念から、米10年債利回りは一時2014年1月以来となる2.902%まで上昇しました。

日本時間14日22時30分に1月の米CPI(消費者物価指数)が発表されます。FRBが重視するエネルギーと食品を除くCPIコアの市場予想は、前年比+1.7%です。FRBの目標である+2.0%を引き続き下回ると予想されています。ただ、市場予想から上振れした場合など、インフレが加速するとの見方が強まり、米10年債利回りが上昇する可能性はあります。その場合、NYダウの下押し要因となるかもしれません。

CFTCが算出している投機筋の米10年物国債の先物ショートポジションは、2017年3月以来の水準まで積み上がっています。市場が米10年債利回りの上昇を予想しているとみることが可能です。14日のCPIの結果を受けて、米10年債利回りが大きく動く変動すれば、株価にも影響する可能性があります。

<米10年物国債ポジション>
 
(出所:トムソンロイターより作成)

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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