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2018/01/16 16:16英大手建設会社が破たん。今のところ英株価への影響は限定的

(レビュー)

16日の日経平均は、前日終値比+236.93円と2営業日続伸し、1991年11月15日以来となる23951.81円で取引を終えました。来週から本格化する企業決算への期待や、軟調に推移していた米ドル/円が110円台後半へ反発したことが日経平均の上昇材料となりました。

(今後の見通し)

英国2位の建設会社であるカリリオンは15日、16億ポンド(約2400憶円)の負債を背景に、即時の会社清算を裁判所に申請したと発表しました。15日の英FTSE100は先週末終値比-9.5pとの下げにとどまり、カリリオン破たんの影響は限定的でした。ただ、カリリオン破たんの影響には不透明な部分もあり、今後の動向に注意しておく必要はあるかもしれません。

清算人のPwC(プライスウォーターハウスクーパース)は15日、株主が投下資本を「回収する見込みはない」と明らかにしました。取引銀行や投資家などは大きな損失を被りそうです。また、同社は世界で約4万3000人、英国内で約2万人を雇用していました。ブレグジット(英国のEU離脱)の不透明感があるなか、建設大手の破たんで、英雇用情勢への悪影響が懸念されるかもしれません。

日本時間18時30分に2017年12月の英CPI(消費者物価指数)が発表されます。インフレ率の上昇を背景にBOEは2017年11月に約10年ぶりとなる利上げを実施しましたが、12月は政策金利を据え置きました。12月の市場予想は前年比+3.0%と、11月の同+3.1%から鈍化するとみられています。英CPIの結果を受けた英ポンドや金利の動向が、FTSE100に影響する可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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