株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2017/12/04 16:09今週は引き続き米政治情勢や北朝鮮情勢に注目

(レビュー)

4日の日経平均は、米上院で税制改革法案が可決されたことなどを好感して朝方は堅調に始まりました。ただ、北朝鮮情勢の緊迫などが意識されて上昇は続かず、前日終値比-111.87円の22707.16円で取引を終えました。

(今後の見通し)

米上院は2日、本会議で税制改革法案を可決しました。法案の可決は1日のNY市場クローズ後だったため、本日4日の米国市場では、法案可決を織り込む形で米株が上昇する可能性があります。ただ、上院案と下院案には相違点もあり、今後の法案の一本化がスムーズに進むのか、注視しておく必要があります。

また、1日の米国市場では、誤報(※)を受けてNYダウが一時前日終値比300ドルを超えて下落しました。ロシアゲートに関して新たな材料が示されれば、米株や米ドルの動意となる可能性があります。
(※)ABCニュースはロシアゲートに関して、虚偽の供述を認めたフリン前大統領補佐官が、トランプ大統領自身がロシア側と接触するよう指示したと証言する意向と報道しました。フリン氏は2日、ロシアとの共謀は「絶対にない」と報道を否定。ABCニュースも報道後すぐに訂正しました

米韓は過去最大規模となる合同軍事演習を4日から実施しています。米上院軍事委員会メンバーのグラム上院議員が3日、米国防省に対し在韓米軍の家族を退避させるように求めるなど、北朝鮮情勢が緊迫しつつあります。米国や北朝鮮の動向が株価の下押し材料となる可能性もあり、リスク要因として注視しておく必要がありそうです。

今週の経済指標では、8日の11月米雇用統計に注目です。9-10月の雇用統計はハリケーンの影響で振れが大きくなりました。11月はその影響が落ち着いてくるとみられ、実体経済により近い数値が示されそうです。労働市場のひっ迫に伴い、賃金にも上昇圧力が見られるのかが焦点となりそうです。

日本では、8日にメジャーSQ(特別清算指数)が控えています。これまでに買い越されてきた買いポジションの調整のきっかけになる可能性もあり、注意しておく必要はありそうです。
(※)メジャーSQとは、オプションと先物が重なるSQ。SQ日がオプションや先物の当該限月の取引の決済日で、取引の最終日までに反対売買で決済されなかった建玉は、SQ日に算出されるSQ値で決済される

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ