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2017/11/22 17:35英FTSE100:ブレグジット交渉のゆくえに注目

(レビュー)

22日の日経平均は前日終値比+106.67円と2営業日続伸し、22523.15円で取引を終えました。ドイツの政局や米税制改革などに不透明感がある中、前日の欧米株が全面高だったことなど、外的要因が引き続き日経平均の支援材料となりました。

(今後の見通し)

メイ英首相は20日、ブレグジット(英国のEU離脱)に伴い英国が支払う清算金を巡って、閣僚幹部と対応を協議し、EU側が離脱交渉を前進させると確約した場合にのみ、具体的な額を提示する方針を固めたようです。

英ニュースサイトのインデペンデントは詳細には触れていませんが、メイ首相が清算金を当初案の200憶ユーロから400憶ユーロへ引き上げる可能性を報じました。ただ、EU側が試算する清算金は600憶ユーロ以上とみられています。仮に、メイ首相が清算金を400億ユーロに引き上げても開きがあり、英国が求める通商関係などの将来に関する交渉へ移行できるかは依然として不透明です。

英国のEU離脱は2019年3月末までに実施されます。ただ、交渉で合意した内容などに沿って英国やEUが法整備など行うためには、交渉を2018年中に終える必要があるようです。企業がブレグジットに備えて準備などを行うためにはさらに早い合意が必要でしょう。

ブレグジット交渉が長引けば、英企業は先行きの不透明感から投資などを控え、既に鈍化の兆しがみられる英景気をさらに下押しする可能性もあります。その場合、英FTSE100にも下落圧力が加わるかもしれません。ブレグジット交渉の内容に加えて、交渉が年内に進展するかなどの時間軸も今後の焦点として注目です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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