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2017/11/21 15:50日銀ETF買いは日経平均のサポート要因か

(レビュー)

21日の日経平均は反発。前日の欧米株高や為替市場で米ドル/円が112円半ばへ上昇したことなどが好感され、朝方は高く始まりました。ただ、上値を追う材料に乏しく後場に上げ幅を縮小。日経平均は前日終値比+154.72円の22416.48円で取引を終えました。

(今後の見通し)

日経平均は9日の乱高下以降、調整局面が続いています。一方で、11月に入り日銀のETF買いが増加しています。9月末からの急騰を受けて、10月の日銀ETF買いは2回(1418億円)にとどまりましたが、11月はすでに6回(4302億円)の買い入れを実施しています。日銀ETF買いが日経平均の明確な上昇材料となるわけではありません。ただ、株価が下げれば日銀がETF買いを実施することは市場心理にとってプラスと考えられ、日経平均のサポートとなりそうです。
 
20日に発表された日本の10月貿易統計では、原油高の影響で輸入が前年比+18.9%と、高い伸びを示しました。一方で、堅調な世界経済を背景に輸出は前年比+14%でした。輸出の増加は11カ月連続で、世界経済の底堅い成長が続けば株価の支援材料となりそうです。

ただ、米税制改革や12月8日に期限を迎える米予算問題などのゆくえ次第では、米株が調整し、相関性のある日経平均に下押し圧力が加わる可能性があります。短期的には前述のリスク要因などを背景に、日経平均に下押し圧力が加わる可能性に注意しておく必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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