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2017/11/08 16:34原油価格の反発はNYダウにとってプラスか

(レビュー)

8日の日経平均は前日終値比-23.78円と、5営業日ぶりに反落。前日の欧米市場でNYダウは小幅ながら続伸し、最高値を更新しました。ただ、欧米株全般は軟調だったことや為替の米ドル安・円高が日経平均の重石になりました。一方で、TOPIXは小幅に続伸。終値ベースではリーマンショック前の2007年7月26日高値1816.97pを上回り、1991年11月14日以来となる1817.60pまで上昇しました。

(今後の見通し)

WTI原油先物は6月末に底を打つと、11月7日には2015年7月以来となる57ドル台まで上昇しました。シェールオイルなどの新たな技術もあり、米国は現在、世界最大の産油国です。そのため、WTI原油先物の上昇は米経済や投資家マインドの面から米株にとってプラスと考えられます。

NYダウに採用されているエネルギーセクターの銘柄はシェブロンとエクソン・モービルの2社と少なく、「原油価格の上昇→エネルギー関連株上昇」というロジックによる個別銘柄の上昇で、NYダウが押し上げられる効果は限定的かもしれません。ただ、原油価格の上昇は米経済全体や投資家マインドを通してNYダウの上昇材料になりそうです。

WTI原油先物の上昇を受けて、年初から米株全体と比較して出遅れていたエネルギーセクターは反発傾向です。割高が懸念される米株が上昇を続ける背景には、出遅れていたエネルギーセクターの反発が1つの要因として挙げられるかもしれません。
 

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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