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2017/10/30 16:00日経平均の一段高には慎重な見方も必要か

(レビュー)

27日の欧米市場では、株価が堅調に推移。26日のECB理事会でハト派的な見解が示されたことで、独金利が低下。ユーロが下落したことで、独DAX®は一時13249.03pまで上昇し、過去最高値を更新しました。米国市場では、堅調な企業決算を受けてアマゾンなどのハイテク株が大幅高。NASDAQ総合は一時6708.134pまで上昇し、過去最高値を更新しました。

30日の日経平均は、先週金曜日の米株高などが支援材料となり、前週末終値比+3.22円の22011.67円で取引を終えました。米株高が日経平均の支援材料となる一方で、中国株安を受けて日経平均は上げ幅を縮小。中国当局が先週末にかけて過去のペースを上回る規模でIPO(新規株式公開)の承認を行ったことが嫌気され、上海総合指数は7営業日ぶりに反落しました。

(今後の見通し)

30日の日経平均は一時1996年7月8日以来となる22086.88円まで上昇しました。足元では短期的な過熱への警戒感もありますが、予想EPS(1株当たり利益)が1400円台まで上昇しており、企業収益の改善が日経平均のサポート要因となっているとみられます。

また、予想PER(株価収益率)は15.3倍(27日時点)と2013年以降の平均とほぼ同水準です。予想PERを参考にすれば、日経平均に相対的な割高感は見られません。一方で、予想EPSと2013年以降の予想PERの平均で求める日経平均の大まかな推計値は約21000円(1400円×15倍)となっています。正確な数値を当てはめると、推計値は27日時点で22296.13円(1438.46円×15.5倍)となります。企業収益の改善を参考にしても、日経平均は22000円程度が上値のメドと考えられ、ここからの一段の上昇には慎重になる必要があるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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