株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2017/10/26 15:28英FTSE100:2つの上値抑制要因

(レビュー)

26日の日経平均は、小幅に反発しました。朝方は前日の米株安が重石となる場面もありましたが、好決算を発表したファナックが上昇し、日経平均を押し上げました。ただ、前場終盤にファナックが上げ幅を縮小すると、日経平均も上値の重い展開となり、前日終値比+32.16円の21739.78円で取引を終えました。

(今後の見通し)

25日に発表された英第3四半期GDPは前年比+1.5%と、市場予想の同+1.4%を上回りました。ただ、第2四半期からは横ばいで、2014年第4四半期からの鈍化傾向が改善したと確認できるほど強い内容とは言えないかもしれません。依然として不透明なブレグジット(英国のEU離脱)交渉などが引き続き英経済のマイナス材料となる可能性もあり、英FTSE100の重石となるかもしれません。
 
英第3四半期GDPは前回から横ばいでしたが、英ポンドは上昇しました。英インフレ率の上昇に加えて、英経済が市場予想ほど鈍化していなかったことから、来週のBOE(英中銀)のMPC(金融政策委員会)で利上げが行われるとの見方が強まり、英ポンドの上昇材料となりました。

英FTSE100は、英ポンド高を受けて一時7437.42p(前日終値比-1.2%)まで下落しました。常に高い相関性があるわけではありませんが、英FTSE100と英ポンド/米ドルには逆相関の関係性が見られます。ブレグジット交渉を背景にした英経済の不透明感や、BOEの利上げ観測による英ポンド高は、今後の英FTSE100の上値抑制要因となる可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ