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2017/10/19 15:58EU首脳会談のゆくえが英FTSE100の動意となるか

(レビュー)

18日の米国市場では主要な3つの株価指数がそろって最高値を更新しました。決算を発表したIBMが、第4四半期(10-12月)に5年ぶりの増収を見込んでいると発表したことで上昇し、NYダウを押し上げました。NYダウは前日終値比+160.16ドルの23157.60ドルで取引を終えました。

19日の日経平均は、米株高や円安を好感し前日終値比85.47円上昇。1988年2月以来、過去2番目の長さとなる13営業日続伸し、1996年10月18日以来となる21448.52円で取引を終えました。日本時間午前中に発表された中国の第3四半期GDPは前年比+6.8%と、市場予想と一致。同時に発表された9月の鉱工業生産指数や同小売売上高は市場予想を上回りました。

(今後の見通し)

19-20日にかけてEU首脳会議が開催されます(英国を除く27か国)。EUは13日、首脳会議でブレグジット(英国のEU離脱)交渉の膠着状態の打開に向けた譲歩案を英国に提示することで合意しました。EUは英国が支払う「清算金」については妥協しない姿勢を示しましたが、ブレグジット交渉が進展する可能性はありそうです。

英インフレ率の上昇を背景にBOE(英中銀)の利上げ観測が足元で高まっています。そのため、英ポンドの重石となっているブレグジット交渉に進展があり、その不透明感が後退すれば、英ポンドの上昇材料となる可能性はあります。

英FTSE100と英ポンドに明確な相関関係があるわけではありませんが、9月にBOEの利上げ観測が高まり、英ポンドが上昇すると英FTSE100は9月20日安値7196.58pまで下落しました。また、10月以降の英FTSE100の反発局面では、英ポンドは軟調な場面が見られました。EU首脳会議の結果を受けて英ポンドが上昇すれば、英FTSE100に下押し圧力が加わる可能性には注意が必要かもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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