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2017/09/27 16:22本日は米耐久財受注とGDPNowに注目

(レビュー)

27日の日経平均は小幅に反落。前日終値比-63.14円の20267.05円で取引を終えました。イエレンFRB議長の講演を受けて、為替市場で米ドル高・円安となったことが支援材料となる一方、130円程度とされた9月期末の配当権利落ちの影響が日経平均の重石となりました。

(今後の見通し)

イエレン議長は26日の講演で、「物価が落ち着いていることや(景気を後退も加速もさせない)中立金利の低さを踏まえると、緩やかなペースの利上げが適切」と述べました。また、「インフレ率がFRBの目標(+2%)に達するまで、金融政策を据え置くのは賢明ではない」との見解を示しました。イエレン議長の見解がタカ派的と市場で受け止められたことが、米国債利回りや米ドルの支援材料となりました。

CMEグループのFedwatch Toolによれば、市場が予想するFRBが年内に利上げを行う確率は、1週間前(9月19日時点)の57.7%から、9月26日時点で77.9%に上昇しました。FRBの利上げ観測の高まりを背景に米国債利回りが一段と上昇すれば、高値圏で推移するNYダウは上値の重い展開となるかもしれません。

日本時間27日21時30分に8月の米耐久財受注が発表されます。設備投資の先行指標として注目される耐久財受注コア(航空機、国防費除く民需)は7月に前年比+3.9%と、6月の同+5.7%から鈍化しました。

耐久財受注は、アトランタ連銀が算出しているGDPNow (GDPの短期予想モデル)に組み込まれています。GDPNowによる米第3四半期GDPの予想値は、9月15日に発表された8月の小売売上高の鈍化を受けて前期比年率+2.2%へ低下しました(その前は同+3.0%)。耐久財受注の結果に加えて、GDPNowがどのような影響を受けるかにも注目です。
 


 (出所:アトランタ連銀)

(アナリスト 根岸慎太郎)

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