株価指数デイリー・レポート

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2017/09/26 15:52堅調な独景気がDAX®の支援材料となるか

(レビュー)

26日の日経平均は反落し、前日終値比-67.39円の20330.19円で取引を終えました。前日のNY市場で、ハイテク株が下落。日本市場でもハイテク関連株が下落し、日経平均を押し下げました。一方で、本日は9月期末の配当権利付き最終売買日で、配当権利取りの買い需要が日経平均のサポート要因となり、下げは限定的となりました。

(今後の見通し)

ドラギECB総裁は25日の欧州議会での証言で、インフレ見通しへの自信を深めているとの見解を示しました。ただ、ユーロ高が不透明要因となっており、監視する必要があると指摘しました。

また、QE(量的緩和)縮小に関して「持続的な物価安定を伴う均衡の取れた成長軌道に乗るために、ユーロ圏経済になお必要な度合いの金融緩和を維持する」と述べました。25日の欧米市場では、ドラギ総裁の発言がややハト派的と受け止められ、ユーロは軟調な展開となりました。

ユーロはECBのQE縮小観測を背景に年初から堅調に推移してきました。それは、独DAX®の重石となっていたとみられます。ただし、ドラギ総裁のハト派的な発言などを背景にユーロ上昇が一服する、あるいは上昇が緩やかになるようであれば、DAXの重石ではなくなるかもしれません。

独景気は引き続き堅調といえそうです。先週22日に発表された9月の独マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)は60.6と、約6年ぶりの高水準を記録。マークイットPMIは総合とサービス業でも堅調さを示し、独景気の底堅さを示す内容でした。

今週25日に発表された9月の独IFO景気動向指数は115.2と、8月の115.9からやや低下しました。同指数は独総選挙の3週間前に行われた調査を基に算出されており、選挙という不透明要因が指数低下につながった可能性があります。また、一部ではユーロ高が指数低下に寄与したとの見方もあります。

IFO景気動向指数は9月にやや低下しましたが、過去の水準と比べれば依然として高水準を維持しており、マークイットPMIと同様、独景気の底堅さを示しているといえそうです。それはDAXのサポート要因となる可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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