株価指数デイリー・レポート

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2017/09/14 17:00NYダウ:2営業日連日で過去最高値を更新

(レビュー)

前日のNY市場で、主要な3つの株価指数が2営業日続けて過去最高値を更新したことを好感し、日経平均は一時8月9日以来となる19918.39円まで上昇。TOPIXも一時、年初来高値となる1642.56pまで上昇しました。

その後の日経平均は軟調な展開となり、前日終値比-58.38円の19807.44円で取引を終えました。今週に入ってからの上昇が急ピッチだったことに加え、中国の8月鉱工業生産指数(結果:前年比+6.0%、予想:同+6.6%)や小売売上高(結果:同+10.1%、予想:同10.5%)が市場予想を下回ったことが日経平均の重石となりました。また、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋委員会が日本を威嚇する声明を発表したとの一部報道も、投資家心理に影響したと思われます。

(今後の見通し)

日本時間本日20時にBOE(英中銀)のMPC(金融政策委員会)が開催されます。12日に発表された8月の英CPIは前年比+2.9%と、インフレが加速しました。一方で、13日の雇用統計では賃金の伸びが依然として鈍いことが示されました。BOEがインフレ率上昇を懸念してタカ派的となれば、鈍化の兆しがみられる英経済の重石となる可能性があります。その場合、英FTSE100の下押し要因となるかもしれません。

日本時間本日21時30分に8月の米CPI(消費者物価指数)が発表されます。13日に発表されたPPI(生産者物価指数)は前年比+2.4%と、7月の同+1.9%から大幅に伸びが加速しました。PPI同様にCPIでもインフレの伸びが示されるようであれば、米長期金利の上昇要因となりそうです。CPIでインフレの伸びが確認され、米長期金利が上昇すれば、NYダウには下押し圧力が加わる可能性はあります。

NYダウは13日、過去最高値となる22158.18ドルで取引を終えました。トランプ政権と共和党幹部は、9月25日の週に税制改革案を発表する方針を示しました。依然として、市場は税制改革に期待しているようです。ただし、税制改革には依然として不透明な部分が多々あります。税制改革が市場の期待を下回るものとなれば、NYダウには下押し圧力が加わりそうです。米経済指標に加え、米政局にも引き続き注意が必要です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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