株価指数デイリー・レポート

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2017/09/06 16:37本日は米ISM非製造業景況指数やベージュブックに注目

(レビュー)

連休明け5日のNYダウは前週末終値比-234.25ドルの21753.31ドルで取引を終えました。北朝鮮問題に絡む地政学リスクが引き続き意識されたことや、ブレイナ―ドFRB理事の発言を受けて、米長期金利(10年債利回り)が低下。金融株を中心に下落する展開でした。

6日の日経平均は続落。前場の日経平均は、米ドル/円が一時108.50円まで下落したことや前日の米株安が重石となり一時5月1日以来となる19254.67円まで下落しました。ただ、連日の下げが大きかったこともあり、後場には下げ幅を縮小。前日終値比-27.84円の19357.97円で取引を終えました。

(今後の見通し)

北朝鮮の駐ジュネーブ国際機関代表部大使は国連主催の軍縮会議で、米国にさらなる「贈り物」を届ける用意があると述べました。一方、トランプ大統領は「日韓が米国から購入する高性能な軍備品の量を大幅に増やすことを認める」とツイッターに投稿しました。米朝関係の緊迫が続いており、地政学リスクがしばらくの間マーケットの重石となりそうです。

ブレイナード理事はFRBの目標(2%)を下回るインフレ率に関して、「インフレ率が目標達成に向けた軌道に乗っていると確信するまで、一段の引き締め(追加利上げ)について慎重になる必要がある」と指摘しました。ブレイナード理事の発言もあり、米10年債利回りは米大統領選直後の2016年11月10日以来の水準となる2.061%まで低下しました。

足元の金利低下は地政学リスクや米政局の不透明感を嫌った面があります。そうした要因による金利低下は株価の支援材料とはなりにくいと考えられます。

米国では、日本時間23時に8月のISM非製造業景況指数、同7日午前3時にベージュブック(地区連銀経済報告)が公表されます。1日に発表された米ISM製造業景況指数は58.8と、2011年4月以来の高水準でした。7月の非製造業指数は53.9と、6月の57.4から大幅に低下しました。米経済の約7割を占める非製造業指数が8月に反発するようなら、米株のサポート要因となる可能性はあります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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