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2017/09/04 16:38北朝鮮の核実験を受けて日経平均は反落

(レビュー)

1日のNYダウは小幅に上昇し、一時22000ドルを回復する場面も見られました。1日の米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者)が市場予想を下回り、失業率は小幅に上昇しましたが、引き続き米労働市場のひっ迫が確認できる内容でした。

同日に発表された8月の米ISM製造業景況指数は7月から大幅に改善しました。2009年以来の高水準となったNY連銀製造業景況指数などに続き、米景気の堅調さを示唆する内容でした。

4日の日経平均は、北朝鮮問題に絡む地政学リスクの高まりを受けて反落し、19508.25円で取引を終えました。日経平均は一時19500円を割り込み、前週末終値比200円を超えて下落する場面も見られました。

(今後の見通し)

北朝鮮は3日、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に搭載する水素爆弾の実験に「完全に成功した」と発表しました。北朝鮮の核実験は2016年9月9日の建国記念日以来、約1年ぶりで通算6回目です。日本や韓国の気象庁は、今回の核実験が過去最高規模だったとの見方を示しました。

トランプ大統領は北朝鮮の核実験を受け、同国とビジネスを行うあらゆる国との貿易を停止し、経済制裁を強化する考えを示しました。マティス米国防長官は、北朝鮮がグアムや同盟諸国を脅威にさらした場合、「有効かつ圧倒的な大規模軍事反撃に見舞われるだろう」と北朝鮮に警告しました。

日本時間4日午後には韓国の聯合ニュースが、北朝鮮に弾道ミサイル発射準備の動きがあると報道。韓国国防省によると、ミサイルはICBM級の可能性があるようです。一方で、北朝鮮の核実験を受け、国連安保理は日本時間4日午後11時から、北朝鮮への制裁強化を目指す緊急会合を開くようです。

9月9日には北朝鮮の建国記念日が控えています。北朝鮮や米軍の動向次第で北朝鮮問題に絡む地政学リスクが一段と高まる可能性があります。その場合、市場ではリスク回避姿勢が強まるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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