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2017/08/28 16:52外国人投資家の日経平均売り越し拡大

<本稿は8月25日時点で執筆。最新のマーケット情報はお取引画面内から時事通信社のニュースをご覧ください>

 

外国人投資家の日経平均売り越し拡大

8月24日に発表された日本取引所グループの投資部門別売買状況では、外国人投資家の日本株売り越しが拡大しました。外国人投資家は7月18-21日の週以降、現物・先物合計で日本株を5週連続で売り越しています。8月14-18日の週の売り越し額は約5407億円と、前の週(8/7-10)から2週連続で大幅な売り越しでした。
 
日経平均は、外国人投資家の動向に影響を受けやすいことで知られます。東証1部における外国人投資家が占める売買のウェートは、8月14-18日の週は約75%でした。売買の70%を超える割合を占める外国人投資家が日本株を売り越している点は、今後も続くならば日経平均の重石となりそうです。

ドル建て日経平均の年初来パフォーマンスは堅調

外国人投資家が日本株に投資する際には為替の動向も重要な鍵を握ります。外国人投資家から見れば、円高は為替差益を得る機会となり、円安では為替差損が生じます。米ドル建ての日経平均は、米ドルで投資する外国人投資家が日経平均に投資した際のパフォーマンスを表しています。

北朝鮮問題に絡む地政学リスクの高まりや、米政局の不透明感を背景に、日経平均は足元で下落しました。年初からの日経平均のパフォーマンスはピークの+3.48%から+0.8%に低下しています。一方で、米ドルで日経平均に投資している外国人投資家のパフォーマンスは、米ドル安の影響もあり年初来7.14%のプラスです。
 
上述したように、日経平均の動向に大きな影響を与える外国人投資家にとって、米ドル安の影響で年初来のパフォーマンスはプラスです。その中で、北朝鮮問題に絡む地政学リスクや米政局などへの懸念が一段と高まった場合、外国人投資家が利益確定やリスク回避の動きで日経平均を一段と売り越す可能性はあるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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