株価指数デイリー・レポート

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2017/08/25 17:47本日の注目はジャクソンホール会議!

(レビュー)

25日の日経平均は反発し、前日終値比+98.84円の19452.61円で取引を終えました。米ドル/円が一時109円台後半へ振れたことや、ジャクソンホール会議などのイベント通過後の株高を見込んだ投機筋の買い戻しが日経平均の上昇材料となりました。

本日は北朝鮮の先軍節で、日中のネットワーク障害が北朝鮮のサイバーテロではないかとの観測から、一部のセキュリティー関連銘柄が買われましたが、日経平均への影響は限定的でした。

(今後の見通し)

本日は米カンザスシティ連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会議)に注目です。日本時間25日午後11時にイエレンFRB議長、同26日午前4時にドラギECB総裁の講演が予定されています。

両総裁が金融政策に関して何らかの発言をするのかが焦点となりそうですが、一部ではドラギ総裁は金融政策に関して発言しないと報じるなど、必ずしも金融政策に関する発言が予定されているわけではありません。ただし、多くの中央銀行関係者が参加することから注目度が高く、メディアのカバレッジも厚いため、中央銀行関係者の公式・非公式の発言が伝わる可能性には注意が必要でしょう。

また、ドラギ総裁の講演時間は、NY市場取引時間の終盤に予定されています。ドラギ総裁から金融政策に関する発言などがあった場合、相場材料になると思われますが、材料を消化しきれずに週明けの日経平均が影響を受ける可能性もありそうです。

経済指標では、7月の米耐久財受注に注目です。6月は航空機の大幅な伸びを背景に、総合は前年比+16.2%と大幅な伸びを示しました。一方で、変動率の大きい航空機を除く非国防資本財受注は同+5.8%と、5月の同+6.1%からやや鈍化しました。

耐久財受注は変動が大きいため3か月の平均で見ると、総合、コアともに上向きとなっています。景気や設備投資の先行指標である耐久財受注が引き続き堅調な伸びを示せば、今後の米株の支援材料となり得ます。


 

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来週は米経済指標の発表が多く予定されています。31日に8月のシカゴ購買部協会景気指数、9月1日に同ISM製造業景況指数が発表されます。ISM製造業やシカゴPIMと連動性のみられるNY連銀製造業景況指数(15日発表済み)は、2014年9月以来の高水準でした。NY連銀指数と同じく、シカゴPMIやISM製造業で米製造業の改善が示されるのか注目です。
 
31日には7月PCEデフレーターが、9月1日には8月米雇用統計が発表されます。食料とエネルギーを除く6月PCEコアは前年比+1.5%と、FRBの目標である2%を下回りました。雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数)が20.9万人増、失業率が4.3%と労働市場のひっ迫が示される一方、賃金の伸びは前年比+2.5%と、依然として鈍いことが示されました。PCEデフレーターや米雇用統計の結果を受けて、足元で後退しているFRBの年内の利上げ確率が高まるのかが焦点となりそうです。


(アナリスト 根岸慎太郎)


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