株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2017/08/22 17:07北朝鮮問題に絡む地政学リスクに注意が必要

(レビュー)

22日の日経平均はほぼ横ばいとなり、前日終値比-9.29円の19383.84円で取引を終えました。週末に米カンザスシティ連銀主催のジャクソンホール会議が控えていることや、北朝鮮問題に絡む地政学リスクの高まりを背景に様子見の展開となりました。

(今後の見通し)

日経平均は8月9日に75日MAを割り込むと軟調な展開が続いています。前回75日MAを割り込んだのは3月22日です。当時はオバマケア改廃法案をめぐる米政局の不透明感や、北朝鮮問題に絡む地政学リスクが日経平均の重石となっていました。

3月は日経平均が13日高値19656.48円から翌月4月17日安値18224.68円まで7.85%の大幅安となる一方、地理的に北朝鮮問題の影響がより大きいと考えられる韓国のKOSPI指数(韓国総合株価指数)は3月23日高値の2182.42から4月11日安値2117.82までわずか2.96%の下落にとどまっており、北朝鮮問題に絡む地政学リスクの影響は限定的だったとみられます。

そのKOSPI指数は足元で、7月25日高値2453.17から8月11日安値2310.20まで5.82%の大幅安を記録しています。市場は3月から4月のとき以上に北朝鮮問題に絡む地政学リスクを警戒していると考えられます。

3月後半から4月末にかけて75日MAを下回った日経平均は、200日MAは堅守しました。200日MAは8月22日時点で19200円台に位置しています。8月25日の先軍節(故・金正日氏が先軍政治を始めた日)、9月9日の北朝鮮の建国記念日というスケジュールを考慮すると、北朝鮮が新たな行動を起こす可能性には注意が必要でしょう。日経平均は、75日MAより長期のトレンド判断に用いられる200日MA(≒19200円)を上回る水準を維持できるかが当面のポイントとなりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ