株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2017/08/21 17:44今週の注目はジャクソンホール会議

(レビュー)

21日の日経平均は、米政権の不透明感や、北朝鮮問題に絡む地政学リスクが引き続き重石となり、4営業日続落。下げ幅は一時、先週金曜日の終値比100円を超え、日経平均は終値ベースでは5月1日以来となる19393.13円で取引を終えました。

(今後の見通し)

今週は24-26日にカンザスシティ連銀の年次シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催されます。ジャクソンホール会議では25日、イエレンFRB議長が「金融の安定」について講演する予定です。

イエレン議長の他にも、ドラギECB総裁や多くの中央銀行関係者が参加する予定です。ドラギECB総裁はジャクソンホールで金融政策に関してコメントしないとの報道があり、必ずしも主要人物から金融政策の方針などが示されるわけではありません。ただ、中央銀行関係者からの公式・非公式の発言の可能性はあり、注意は必要です。

18日のNY市場で、バノン米首席戦略官の辞任が伝わると、市場はドル高・円安の反応をみせました。米政権内の保守強硬派の筆頭である同氏の辞任を好感したものと思われます。ただし、トランプ大統領の政権運営はごたついているといえそうです。今後、米デットシーリング問題や米議会予算のゆくえに市場の目が向くにつれて、トランプ大統領の政権運営への不透明感が市場の重石となる可能性はありそうです。

21日にから30日にかけて、米韓合同軍事演習が実施されます。北朝鮮の労働新聞は20日、米韓合同軍事演習について、状況を悪化させる無謀な行為だと非難しました。北朝鮮では25日に先軍節(故・金正日氏が先軍政治を始めた日)、9月9日に建国記念日を控えており、9月前半までは北朝鮮問題に絡む地政学リスクが意識される展開となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

  • 2018/06/22 16:31米IT株が好調な一方でNYダウが弱含む背景は【相場材料】 米中貿易摩擦【影響】 米中貿易摩擦が激化した場合など、特にNYダウへの下押し圧力が強くなる可能性も【ポイント】 NYダウの値嵩株(本日のレビュー)…
  • 2018/06/21 16:02独DAX®:高まる欧州政治の不透明感【相場材料】 欧州政治の行方【影響】 移民政策の不透明感が、独DAX®の重石となる可能性も(本日のレビュー)日経平均は前日比+137.61円と2営業日続…
  • 2018/06/20 14:30英FTSE100:英政治とブレグジットの行方に要注目【相場材料】英政治とブレグジット(英国のEU離脱)の行方【影響】不透明感が増せば、英FTSE100の下押し要因となる可能性も(今後の見通し)FTSE100は19…
  • 2018/06/19 16:35米中貿易摩擦に対する懸念が株価の重石に【相場材料】米中貿易摩擦【影響】米中貿易摩擦が激化すれば、株価のさらなる下押し圧力に(本日のレビュー)19日の日経平均は前日比-401.85円(-1.77%)と…
  • 2018/06/18 16:30米中貿易摩擦の懸念に引き続き要注意【相場材料】米中貿易摩擦【影響】日経平均やNYダウの下押し要因となる可能性も(本日のレビュー)18日の日経平均は前週末比-171.42円と反落し、22680.3…

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ