株価指数デイリー・レポート

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2017/08/17 16:33米景気の改善が示されれば、NYダウに調整圧力も?

(レビュー)

17日の日経平均は小動きで、2営業日続けて小幅に続落しました。米FOMC議事録では、FRB当局者がB/S(バランスシート)の縮小に前向きであることが示される一方で、FRB当局者が物価動向に対する懸念を高めていることが示されました。議事録公表後に米ドル/円が下落したことが日経平均の重石となり、日経平均は前日終値比-26.65円の19702.63円で取引を終えました。

(今後の見通し)

本日は8月のフィラデルフィア連銀景気指数(以下、フィラ連銀指数)が発表されます。フィラ連銀指数は7月に19.5と、2カ月連続で低下し、2016年11月以来の水準まで低下しました。8月の市場予想は18.5と一段の低下が見込まれています。

フィラ連銀指数はNY連銀製造業景況指数(以下、NY連銀指数)との間に連動性が見られます。15日に先んじて公表されたNY連銀指数は、市場予想を大幅に上振れ2014年9月以来の高水準でした。また、同日に発表された7月の小売売上高や8月のNAHB住宅指数も市場予想を上回り、米景気に改善の兆しが見られました。市場が予想する8月のフィラ連指数は7月からやや低下が見込まれていますが、NY連銀指数と同じく米景気の改善が示されるのか注目です。

仮に米景気が改善するとの見方が強まるようなら、米金利には上昇圧力が加わり、ドル/円の支援材料となりそうです。それは日経平均にとってプラスとなり得ます。ただし、NYダウはPER(株価収益率)などを参考にすると割高が懸念されます。米金利や米ドルの上昇が嫌気されれば、NYダウに調整圧力が加わる可能性があり、注意が必要かもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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