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2017/08/15 16:36日経平均は反発。本日は米経済指標に注目

(レビュー)

15日の日経平均は反発。北朝鮮問題に絡む地政学リスクがいったん落ち着いたことで、前日の欧米株は反発し、米ドル/円が上昇したことが好感されました。朝方に米ドル/円が110円台を回復すると、日経平均は前場に一時19824.12円まで上昇しました。ただし、地政学リスクが完全に払しょくされたわけではなく、日経平均は後場に上げ幅を縮小し、前日終値比+216.21円の19753.31円で取引を終えました。

(今後の見通し)

朝鮮中央通信によれば、金正恩・朝鮮労働党委員長はグアム周辺へのミサイル発射計画に関して、「米国の行動をもう少し見守る」と主張しました。一方で、マティス米国防長官は、米国に北朝鮮と対話する意思があることを表明しつつも、北朝鮮が米国に向けてミサイルを発射すれば、「戦争に発展する可能性がある」と述べ、北朝鮮を強くけん制しました。

8月5日の国連の安保理(安全保障理事会)では、北朝鮮の輸出の約3分の1にあたる年間30億ドル相当の(北朝鮮の)輸出を禁止する制裁決議が採択されました。複数の外交官によると、安保理は新たに20億ドル相当の輸出を削減する制裁強化を検討する可能性があります。

また、北朝鮮への石油の供給停止や北朝鮮人労働者の海外での雇用が完全に禁止される措置が含まれる可能性もあるようです。安保理で北朝鮮への制裁強化が採択された場合、北朝鮮が一段と反発する可能性はあるかもしれません。北朝鮮問題に絡む地政学リスクは完全には払しょくされておらず、しばらく市場の不安材料となりそうです。

本日(15日)日本時間21時30分に8月のNY連銀製造業景況指数と7月の米小売売上高が発表されます。ダドリーNY連銀総裁は14日、景気が想定通りに推移すれば年内あと1回の利上げを支持するとの見解を示しました。本日発表される米経済指標で景気の改善が確認されるか注目です。

市場が予想する8月のNY連銀製造業景況指数は10.0(前回7月は9.8)と前回から横ばい、7月の米小売売上高は前月比+0.4%と、6月の同-0.2%から改善が見込まれています。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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