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2017/08/03 15:48FTSE100は英ポンドの動向に左右される可能性も

(レビュー)

2日の米国市場ではNYダウが7日続伸し、6営業日連続で過去最高値を更新しました。NYダウは22000ドルを初めて上回り、22016.24ドルで取引を終えました。好決算のアップルがNYダウをけん引しました。また、クリーブランド連銀のメスター総裁やセントルイス連銀のブラード総裁の発言がハト派的(利上げに慎重)と市場で受け止められたこともNYダウにとってプラスとなりました。

3日の日経平均は反落。7月の米雇用統計を控え、前日上昇した金融株やハイテク株に利益確定の売りが見られました。ただし、下値も限定的で2万円割れ後に下げ幅を縮小。様子見の展開となり、前日比-50.78円の20029.26円で取引を終えました。

(今後の見通し)

3日、日本時間20時にBOE(英中銀)のMPC(金融政策委員会)の結果が発表されます。6月のMPCでは、3人がインフレ率の上昇を背景に即時の利上げを主張しましたが、5対3で政策金利の据え置きが決定されました。7月18日に発表された6月の英CPI(消費者物価指数)は前年比+2.6%と5月の同+2.9%から低下しました。そのため、今回のMPCでは金融政策の現状維持が決定されそうです。

本日はインフレレポートの公表やカーニー総裁の記者会見が予定されています。インフレレポートでは、今後の物価動向に関するBOEの見解が示されます。カーニー総裁の会見では、今後の金融政策に関してどのような見解が示されるのか注目です。

英FTSE100はブレグジット決定後も、堅調な英経済や英ポンド安を受けて上昇しましたが、6/2の7598.99ポイントをピークに足元では上値の重い展開です。英ポンドは対米ドルで6/21に直近安値の1.2587ドルを付けた後、BOEの利上げ観測の高まりを受けて8/2には1.3250ドルまで上昇しています。

FTSE100と英ポンド/米ドルとの間に強い相関性が見られるわけではありませんが、先週(7/24-28)は英ポンド/米ドルが(前週の終値との比較で)1.14%上昇する一方で、FTSE100は1.13%下落しました。7/17-21の週は英ポンド/米ドルが+1.01%に対して英FTSE100は-0.82%、6/26-30の週では前者が-1.5%に対して後者は+2.33%と、FTSE100と英ポンド/米ドルは逆に動く場面が見受けられます。BOEの結果を受けた英ポンドの動向は、FTSE100に影響する可能性はあり、注意する必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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