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2017/08/02 16:44NYダウは5日連続で過去最高値を更新

(レビュー)

1日の欧米株は全面高。ユーロ圏の第2四半期GDPは前年比+2.1%と第1四半期の同+1.9%から伸びが加速。独DAX®は一時12302.38pまで上昇しました。米経済指標はやや弱い結果となりましたが、好決算を発表したアップルや金融株が上昇し、NYダウは5営業日連続で過去最高値を更新しました。

1日の日経平均は続伸。6月の米PCEデフレーターでインフレ率の鈍化が示されたことで、米国時間に米ドル/円は一時109.93円まで下落しましたが、欧米株の全面高を好感し、日経平均は2万円を回復。日経平均は、前日終値比+94.25円の20080.04円で取引を終えました。

(今後の見通し)

6月の米PCEデフレーターは、食品とエネルギーを除くコアが前年比+1.5%と5月から横ばいでしたが、総合は前年比でインフレ率が鈍化しました。FFレート先物による年内の利上げ確率は1日時点で46.7%まで低下しました。FRBの利上げ観測の後退は米ドル/円の重石となりそうです。米ドル/円がさらに下落するようなら、日経平均にも下押し圧力が加わるかもしれません。

7月の米ISM製造業景気指数は56.3と6月の57.8から低下しました。新規受注指数や雇用指数も6月から低下しました。活動拡大・縮小の境目である50を上回りましたが、新規受注指数や雇用指数もそろって低下した点は、景気の先行きに不安が残る結果と判断できるかもしれません。7月の米自動車販売台数は前年同月比で5カ月連続の減少でした。米自動車販売の鈍化が続くことは米株のマイナス要因となりそうです。

NYダウは、米政権の不透明感が高まり、米経済指標に弱さがみられるなかでも上昇を続けています。好調な企業業績がサポート要因となっていますが、米政局に目が向けられる、もしくは米景気の先行きに対する不安が高まれば、NYダウが下落する可能性はありそうです。

2日、日本時間21時15分に7月の米ADP雇用統計が発表されます。必ずしも一致するわけではありませんが、ADP雇用統計は米雇用統計のNFP(非農業部門雇用者)の先行指標として注目されています。ADP雇用統計の結果が米株や米ドル/円の動向に影響する可能性はあります。その場合、明日の日経平均の動意となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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