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2017/08/01 15:38米経済指標やアップルの決算が日経平均に影響する可能性も

(レビュー)

31日の欧米株はまちまち。7月のユーロ圏CPIは前月から横ばいと、インフレ鈍化に歯止めがかかりました。米政局の不透明感もあり、ユーロは対米ドルで約2年半ぶりとなる1.18ドル台まで上昇。ユーロ高が重石となり独DAX®は前日終値比で44.45p下落しました。

ハイテク株の下落でナスダックとS&P500は軟調となりましたが、NYダウは4日続けて過去最高値を更新し、一時21929.80ドルまで上昇しました。JPモルガンが目標株価を引き上げたボーイングがNYダウを押し上げました。

1日の日経平均は3営業日ぶりに反発。ドル安・円高や前日の米ハイテク株の下落が嫌気され下げる場面はありました。好決算銘柄への買いが日経平均の支援材料となり、前日終値比+60.61円の19985.79円で取引を終えました。

(今後の見通し)

日本時間1日21時30分に6月の米PCEデフレーターが発表されます。5月のPCEデフレーターは総合とコアがともに前年比+1.4%と、FRBの目標である2%を下回っています。低いインフレ率を背景に、FFレート先物による年内の利上げ確率は48.9%(7/31時点)と、わずかながら50%を割り込んでいます。

インフレ率の低下が今後も続くようであれば、FRBの利上げ観測はさらに後退するかもしれません。その場合、米ドル/円には下落圧力が加わりそうです。6月の日銀短観によれば、大企業・製造業の2017年度の想定為替レートは108.31円です。足元の米ドル/円は110円台で推移していますが、110円を割り込んで円高が進めば企業収益への影響が懸念されそうです。その場合、日経平均には下押し圧力が加わるかもしれません。

日本時間1日23時に7月の米ISM製造業景気指数が発表されます。6月のISM製造業景気指数は57.8と、活動の拡大・縮小の境目である50を大きく上回っています。米景気が引き続き堅調と確認されれば、NYダウにとってプラスとなりそうです。

1日米国時間にアップルの企業決算が発表されます。NYダウが堅調に推移する一方で、ナスダックは3日続落とやや軟調に推移しています。アップルの決算を受けた米ハイテク株の動向は明日の日経平均に影響する可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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