株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2017/07/18 15:47本日の注目は英独経済指標

(レビュー)

18日の日経平均は一時前週末終値比175.72円安い19943.14円まで下落し、終値ベースでも6営業日ぶりに2万円を割り込みました。先週金曜日に発表された6月の米CPI(消費者物価指数)や同小売売上高の弱い結果を受けて、米国での利上げ期待が後退。米ドル/円が一時112円を割り込み、ドル安・円高に振れたことが嫌気されました。

(今後の見通し)

本日は日本時間17時30分に発表される6月の英CPI(消費者物価指数)や同18時発表の7月の独ZEW景況感指数に注目です。

5月の英CPIは前年比+2.9%とBOE(英中銀)の目標インフレ率2%を大幅に上回っています。インフレ圧力の高まりを背景に、6月のBOEのMPC(金融政策委員会)では、3人の委員が政策金利の即時利上げを主張しました。ロイターによれば、6月のCPIは前年比+2.9%と5月から横ばいが予想されています。仮に、CPIで物価上昇が確認された場合、BOEの利上げ観測は高まりそうです。それは、英ポンド高要因であり、ポンド安の影響もあり堅調に推移している英FTSE100の重石になる可能性があります。

6月のZEW景況感指数では、現況指数が88と高水準を記録する一方、向こう6カ月の景気見通しを示す景気期待指数は18.6と5月の20.6から低下しています。7月の景気期待指数の市場予想は18.0と6月から小幅に低下する見込みです。景気の先行きへの期待が低下した場合、独DAX®の重石となる可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

  • 2018/07/23 16:43今週の相場材料:通商問題と企業決算(本日のレビュー)日経平均は前週末比-300.89円と3営業日続落し、22396.99円で取引を終えました。日銀が7/30-7/31の金融政策決定会合で、長期金…
  • 2018/07/20 15:46来週の相場材料:欧米の景気や米自動車輸入関税の行方【相場材料】 ユーロ圏や米国の景気【ポイント1】 ユーロ圏景気には鈍化の懸念。足元の景況感は悪化傾向【ポイント2】 米景気は引き続き堅調予想。ただし、自動車輸入…
  • 2018/07/19 15:33NYダウは堅調も、自動車関税の行方には注意が必要【相場材料】 米自動車輸入制限に関する公聴会【ポイント】 輸入自動車・関連部品に関税が課されれば、米経済には大きなダメージ(本日のレビュー)日経平均は前日比-2…
  • 2018/07/18 15:45英FTSE100:ブレグジットの不透明感に要注意【相場材料】 ブレグジット(英国のEU離脱)の行方【ポイント】 メイ首相の求心力低下に加え、一部で国民投票のやり直しを求める声も(本日のレビュー)日経平均は前日…
  • 2018/07/17 16:26貿易摩擦には引き続き注意が必要!?【相場材料】 貿易摩擦の行方と経済への影響【ポイント1】 IMF(国際通貨基金)は2018年の成長予想を据え置きも、貿易摩擦に警告を発する【ポイント2】 17日…

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ