株価指数デイリー・レポート

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2018/08/17 16:09米中通商協議などを受けて、日米株はレンジをブレイクするか

(本日のレビュー)

 17日の日経平均は反発。終値は、前日比78.34円高(+0.35%)の22,270.38円でした。米国と中国の貿易摩擦に対する懸念後退や前日の米国株の上昇が、日経平均の支援材料となりました。一方で、週末ということもあって様子見ムードが強く、午前10時以降の値幅(高値と安値の差)は60円程度にとどまりました。

(今後の見通し)

 日経平均は今年4月以降、おおむね21,500~23,000円のレンジで上下を繰り返してきました。今週は主に、トルコ情勢をめぐる懸念や中国商務次官の訪米(22-23日に米中の通商問題を協議)のニュース、中国や米国の株価動向によって日経平均は上下に振れたものの、結局は21,500~23,000円のレンジ内に収まりました。
 足もとの日経平均は主体性が乏しく、米ドル/円を含めて外部要因に左右されやすい地合いです。ただし、終値で21,500円より下の水準、あるいは23,000円より上の水準で推移し始めれば、テクニカルな動きが出始めるかもしれません。レンジを抜けた方向に勢いが加速する可能性があります。


*期間:2018/4/2~8/17
(出所:トムソン・ロイターより作成)


 NYダウは約1カ月にわたって、25,000米ドル台を中心に上下を繰り返してきました。26,000米ドルが目先の上値のポイントになりそうです。終値で26,000米ドルより上の水準を維持できれば、次は26,616.71米ドル(今年1月26日高値)を目指す展開になる可能性があります。


*期間:2018/4/2~8/16
(出所:トムソン・ロイターより作成)

 日経平均やNYダウがレンジの上下どちらかをブレイクするには、強い材料が必要かもしれません。
 来週(8月20日の週)は、22日と23日にワシントンで米国と中国の通商協議(次官級)が行われ、20~23日には米国による対中制裁関税の第2弾2000億ドル分に関する米公聴会が開催されます。また、23日には第1弾の残り160憶米ドル分が発動される予定です。米中の貿易摩擦に関するニュースが、日経平均やNYダウのレンジブレイクのきっかけになる可能性があります。

(シニアアナリスト 八代和也)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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