サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2018/05/10 09:47流れが変わるのか【第107回】

ゴールデンウィークも終わりました。私はゆっくりと体を休めることが出来ましたが、日本の株式市場はこれだけ休むと、連休明けはやりづらいのではありませんか。
そうかもしれませんね。海外のマーケットは取引が行われていますので、日本のマーケットはその影響を連休明けにまとめて消化しないといけませんからね。
投資家の立場から言わせていただきますと、祝日が多いのも考えものですよね。
たしかに、日本は先進国の中で一番祝日が多い国で16日あります。
つまり、それだけ祝日明けの影響もあるということですね。ところで、やはりゴールデンウィーク明け後のマーケットは流れが変わることが多いのでしょうか。
そうですね。流れが変わる理由は2つあると思います。一つは4月からの新年度で投下された新規の投資資金が一巡すること、もう一つは3月末の企業決算の発表が本格化する事です。
なるほど、こうした要因がゴールデンウィークの時期と重なるのですね。
でも、ゴールデンウィーク明け後に流れが変わるかもしれない、という動きはチャートからも読み取れます。
えっ、そうなのですか。
まず、NYダウのチャートを見てください。
2月の下落以降、なかなか上昇することが出来ず重たい展開が続いていますね。
それだけですか?
『それだけ』と言われると、他にもあるということですよね。ちょっと待ってください。もしかして、これは『もち合い』を形成しているということですか。
その通りです。きれいな『三角もち合い』を形成していると考えることができます。
そう言われると、三角もち合いに見えてきました。
K太さん、言われて『そうだ』とわかる前に、自分で見つけられるようにしないといけませんよ。
すみません。
何回も言いますが、教科書でいろいろなパターンを勉強しますが、実践の場の中で見つけられるようにならないとだめです。
はい、肝に銘じておきます。

挿絵

ところで、この三角形ですが、2018年1月29日の高値から右肩下がりで上値抵抗線を引くことが出来ます。この場合、2月と3月の高値もあるのですが、この上値抵抗線の接点は4月の高値にします。下値支持線は下ヒゲの長いローソク足が複数あることから迷うところですが、3月23日のローソク足の終値部分の水準で書いてみたいと思います。
きれいな三角形に見えますね。この三角形の形は教科書では『下降型』でしたよね?
ちゃんと覚えてくれていましたね。その通りです。上昇型と言われているのは上値抵抗線がほぼ横一線で下値支持線が右肩上がりに書くことができるパターンでしたね。
はい。そして上昇型のパターンは、教科書通り上昇する確率は高いというのを教わりました。
その通りです。ただし、相場に『絶対』はありません。僕の経験則だとこの上昇型は7割前後の確率で上昇することが多いと考えています。
逆に、この下降型は決して下落する確率は高くないのですよね。
そうです。下降型と言われていても、実際に下落していくのは5割前後の確率だと思います。ただ、重要なのは、三角形の先端に向かってエネルギーが蓄えられていて、いずれどちらかの方向に動いていく、ということです。
この場合も、下降型にバイアスをかけることなく、いずれどちらかに放れていく可能性が高い、ということで観察するということですよね?
はい、その通りです。
でも、三角形の先端となると、動き始めるのにもう少し時間がかかるのかな、と思うのですが。
きれいな三角形の形になるのであれば、もう少し時間を要するのでしょうが、毎回毎回きれいなもち合いの形になるわけではありません。ここまで認識される三角形が出来上がっていれば、もういつ動き始めてもおかしくありません。
ということは、そろそろ要注意、ということですね。
つまり、5月中に動き始める可能性がある。
となると、ゴールデンウィーク終了後のマーケットが動き出す、という流れに符合することになりますね。
タイミング的には合ってきますね。でも、NYダウが大きく動くことになれば、日経平均株価も影響を受けることになります。ということで、日経平均株価のチャートを見てみてください。

挿絵

このチャートを見ると、最近の高値が2月の高値の水準に到達したことがわかります。この水準を超えてくると、1月の高値を目指す動きになっていきますよね。
たしかに、現在の水準には注目しないといけません。K太さんが言ったように、2月の戻り高値の水準を越えると反発上昇に勢いが付くことは考えられます。また、現水準は1月の高値と3月の安値の値幅の安値から61.8%、高値からは38.2%とフィボナッチの水準にも該当するのです。
たしか、黄金分割の比率でしたよね。この水準が高値の水準や安値の水準の目安になると教わりました。ということは、今や価格の大事な水準に到達したということですね。ここからも、ゴールデンウィーク明け後は気を付けないといけない、ということがわかります。
そうですね。このNYダウの三角もち合いと日経平均株価の節目到達には注意をしないといけないと思います。
わかりました。ゴールデンウィークで体を休めましたが、連休明けのマーケットは忙しくなるかもしれませんね。今日もありがとうございました。
お疲れ様でした。

感想

筆者プロフィール

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川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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