サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2018/03/15 09:44得意な分析【第100回】

こんにちは。今日もよろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
最近の株式市場の値動きを見ていると、慌ただしい動きになっている、という印象を持っています。300円、400円上昇したかと思うと同じぐらいの値幅で下落したり・・・例えば、昼休みにスマホでチェックして喜んでいたら、夕方に確認すると前日の終値近くに戻っている・・・という日もありました。
たしかに目まぐるしいですね。しかも、週明けには『森友学園問題』で再び、国内政治も荒れ模様になってきました。マーケットは『またか』という反応を示しているように見えます。
それは大きな影響はないということですか。
現状では大きな影響はないということであって、この後の展開次第では荒れる可能性があることは頭の片隅に置いておかないといけませんよ。
はい、わかりました。ところで、乱高下しているせいなのかわかりませんが、マーケット情報や解説などを読んだり見たりしていると、いろいろな指標というか分析が出てきます。
例えば、どのような分析ですか?
よく出てくるのが、移動平均線です。でも、その計算期間が10日であったり、20日であったり、100日であったり200日であったりとバラバラなのです。解説をする人によって使っている計算日数が違うのかなとも思うのですが、中には同じ解説者が『今日は20日』『今日は100日』と毎日違う計算日数を使ったりもします。僕のような投資初心者にとっては、一体何日の計算日数を使えば良いのかわからなくなるのです。
K太さん、その質問は面白い質問ですね。実は、僕も何人かの個人投資家から同じことを言われたことがあります。『同じ人が相場を解説する際に、パラメーターを次々に変えて説明するのは良いけれど、結局どのパラメーターが良いのと言いたくなる。解説者が説明しやすいパラメーターを後講釈で選んでいるだけじゃないの』と。
そうなんですか。
いや、そうですとも違いますとも言えない、微妙なところがありますね。でも、お勉強でいろいろなテクニカル分析を学んだり、いろいろな分析手法を学ぶのは必要ですが、相場を解説する時に、毎回手を替え品を替えとなると投資家を惑わすことになるリスクがありますよね。
そういえば、以前、移動平均線を教えていただいた時に『移動平均線の計算期間はなるべく短い方が良い』という話をしていましたよね。その後も、日足で移動平均線を使って相場の解説をしてくれる時には、だいたい10日か20日の移動平均線しか使いませんよね?
良く気が付きましたね。僕はよく移動平均線を使って分析するのですが、その計算日数は日足の場合、10日か20日なのです。
どうして100日とか200日とかを使わないのですか。
まず、移動平均線の特徴とは何であるかを覚えていますか。
トレンドを確認するのに便利だから、ですよね?
そうなのですが、もう少し詳しく言うと・・・。
あ、移動平均線が向かっている方向にトレンドが出ていると判断できるということです。
では、このFTSE100のチャートを見てください。20日と200日の移動平均線を表示してあります。200日の移動平均線から何が分かりますか。

挿絵

この表示してある期間は概ね上昇トレンドである、と判断されることになります。
ここでは半年以上の期間を表示しているのですが、実際には上昇したり、下落したりとトレンドを認めることが出来ますよね。
はい。
ここに表示をした日足ベースでは20日の移動平均線の方が上昇トレンドや下落トレンドを捉えていると思いませんか?
そうですね。200日の移動平均線は上昇トレンドと言われても、1ヶ月位の期間で下落トレンドが存在すると投資家としては精神的に参ってしまいます。でも、2つ疑問があります。一つは200日移動平均線が上値抵抗線や下値支持線になっていませんか。また、長期的な視点が必要だとも教わりましたが、200日は長期的視点ですよね。
まず、一つ目の質問への回答ですが、移動平均線の3番目の特徴を覚えていますか。
3番目ですか・・・えっ、何でしたか?
仮定として、投資家は終値だけでしか取引できないとしたら、移動平均線、たとえば20日の移動平均線は何を表す線になるのでしょうか。
あ、たしか現在値が移動平均線を上回っている場合は相場は良い状況、逆に下回っていたら相場は悪い状況という判断ができるというものでは?
その通りです。が、その前提となる話にポイントがあります。
その前提ですか。すみません、忘れました。
終値でしか取引できない場合の20日移動平均線というのは、20日間の投資家の買いコストを示す水準になります。

挿絵

そんなこと教わったような気がします。すみません。
思い出してくれればいいです。さて、そうなると200日の移動平均線というのは200日間のトレードの買いコストを表すことになります。ということは、200日間というのは大変長い期間にはなるのですが、もし、評価損を抱えていた場合にようやく戻ってきたという安堵感からそうした水準で注文が多く出やすくなることから、200日移動平均線の付近で流れが変わる可能性があると考えられるのです。
なるほど、そういうことが考えられるのですね。
そして、長期的な視点に立って考察する時は週足を使えばいいのです。チャートとして表示される時間軸が変わりますし、そこで使われる26週は日足ベースで言うと約130日分のデータになりますが、画面に表示される週足の26週の移動平均線は先ほどの日足ベースの20日移動平均線に似た動きになるのです。
なるほど。
では、次回は使用するテクニカル分析の数などの話を紹介したいと思います。
ありがとうございました。

感想

筆者プロフィール

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川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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