サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2016/06/23 08:41勝利の3か条【第12回】

今回は ズバリ『勝利の3か条』というお話をしたいと思います。
よろしくお願いします!いやぁ、これは興味津々です。
ただし、お断りしておきますが、この3か条を理解したからといって、勝利を保証するものではありません。
投資をする上で大変役に立つと思われる事柄として紹介します。
そして、この3か条は山本五十六氏の勝利の3か条を基本にしています。
その点は重々承知しています。投資の世界で『必ず勝つ』というのは現実的ではないですよね。
そうです。『絶対』という言葉が成立しないのが相場の世界でもあります。
でも、勝利の3か条という話が山本五十六と関連あるなんて、さらに興味が湧きますよ。
実は、山本五十六は勝負事に大変強かったのです。会議の交渉相手とトランプのゲームを通じてその相手の性格まで把握し、会議に役立たせたと言われています。
その山本五十六が勝利の3か条を残しているのです。
へえ~、そんなに強かったのですか。
あやかりたいものです。
では、早速、第1条から紹介しましょう。
まず、『私利私欲を捨てること』です。
ちょっと待ってください!
勝負事で私利私欲を捨てるとはどういうことですか?しかも、投資をするのに、私欲を捨てる、ということはあり得ませんよね。
僕自身が欲の塊とは言いませんが、投資は欲望の世界ではありませんか?
おっしゃる通りです。でも、よく考えてみてください。
私利私欲が全面に出ている状態というのはどのような状態でしょうか?周りが見えなくなっているという状態に近くありませんか?
つまり、私利私欲を捨てるという意味は、冷静に、そして客観的に見られるということなのです。
なるほど・・・そういう意味なら大切なことだなと私にも理解できます。
投資の世界には、自分が取ったポジション、つまり買いポジションや売りポジションに熱くなってしまい、マーケットの状況を冷静に判断できなくなる人がいるのです。
何となくわかるような気がします。自分に都合の悪い意見には耳を貸さなくなったりしますよね。
その通りです。実は能の世界でも世阿弥がその著書である「花伝書」の中で『離見の見』という言葉を使っています。
つまり、自分が舞っている姿を離れて見る、すなわち俯瞰して見る大切さを説いています。これと同じなのです。
常に相場も俯瞰して冷静に見られるようにしたいものです。熱くなってしまったら失敗する確率が上がるということです。
熱くなり過ぎてはいけないということですね。理屈はわかるのですが、具体的に俯瞰して相場を見るというのは難しくありませんか?
自分の相場観は正しいとか、自分の相場観通りになって欲しいという気持ちが強いと俯瞰して見ることができません。
自分の考え方に間違いがないかどうか、自分が見落としている点はないかを常に考える習慣をつけた方が良いと思います。
自分が間違っているかもしれない、ということですか?
そうした謙虚な気持ちが大切だと思います。
なるほどなるほど・・・

さて、2番目は『数学的、科学的根拠に基づいた分析を行うこと』です。
二番目もまた大切そうですが、すごく高度なことを求められている感じがして難しい印象を受けます。
そんなことはないですよ。簡単に言えば、勘だけはダメですよ、ということでもあります。確率的な分析も交えながら、今まで紹介したファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、特に自分の得意技を見つけた上でしっかり分析して投資を行うべきだということです。いい加減な分析にはいい加減な結果しかついてきません。
これは難しいですね。どれくらいのレベルが求められているもわかりませんし、そもそも分析のコツがわかっている投資家自体が少ないのではありませんか?
ここでの勉強の中でもいくつか分析方法を紹介しているし、これからも紹介していきます。その中で自分に合ったものを選んで探求をしてください。 また、時事問題を取り上げたりもするので、その分析方法でもコツを掴めると思います。
話題になっている問題も取り上げて分析方法のトレーニングもできるのですね。それは是非、お願いします。
僕は初心者ですが、世の中には知識はあっても活用できない投資家もたくさんいると思いますよ。
任せてください。
さあ、そして3番目は『忍耐力』です。これはスポーツの好きなK太さんなら理解してもらえると思います。
例えば、スポーツには『流れ』というものがありますよね。自分、または自分たちのチームに流れを引き寄せる瞬間、というのが試合の中にあります。 また、『流れが変わった』というプレイもあったりします。でも、自分に流れが来ていないときに無理に動こうとすると失敗することの方が多いですよね。つまり、自分に流れが来るまで待つことのできる忍耐力を持つことが大切なのです。
これはわかります!スポーツ観戦していても今のミスで流れが変わったな、とか、今のプレイで流れが自分に向いてきたな、というのがあるし、実際に経験したこともあります。流れというのは大事です。
そうなのです。だから、その流れが来るまで我慢して待つ。
僕も、自分の相場の師匠から『忍耐』という言葉は何回も聞かされました。相場では、迷ってしまっていくら考えても自分の答えが出てこない時があるのです。
そういう時には無理に勝負することはせずに、自分が理解できるまで待つ勇気を持つこと、これが必要だと思います。
忍耐ですね。これは仕事も同じですね。『勝利の3か条』を聞いていると、仕事や日常にも役に立つ話だな、とも思いました。簡単ではないと思いますが。
そうですね。僕も自戒を込めて紹介させていただきました。

今週もありがとうございました。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

  • 2018/12/19 08:34大丈夫か!?NYダウ【第139回】よろしくお願いします。早速なのですが、NYダウはどこまで下落してしまうのでしょうか。直近の大幅下落を見て、かなり不安なのですが。週明けのNYダウの下落は、いくつ…
  • 2018/12/13 10:57社会科見学【第138回】今日はちょっとしたご報告をさせていただきます。K太さん、何でしょう?実は先日、平日に会社を休んだ時に、日銀の見学に行ってきました。それは良いですね。でも、日銀の…
  • 2018/12/06 09:23正念場の日米株価【第137回】世界中が注目した米中首脳会議も最悪な結果とはならず、なんとか持ちこたえたという感じですか?そうですね。2019年1月からの追加関税は中止にはなりました。ただ、あ…
  • 2018/11/29 09:16変化率【第136回】K太さん、金融の世界ではよく『リスク』という言葉が出てきますが、この言葉の意味はご存知ですか?任せてください。よく『株式投資にはリスクがある』とか、新聞でも『リ…
  • 2018/11/22 17:09パラボリック【第135回】今日もよろしくお願いします。今日は教えていただきたいテクニカル分析があるのですが。こちらこそ、よろしくお願いします。どんなテクニカル分析ですか?実はマネースクエ…

「サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ