サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/09/14 09:39乱高下での味方、フィボナッチツール【第75回】

今週もよろしくお願いします。今週はいかがでしたか?
よろしくお願いします。それが、今週も頑張ろうとマーケットを観察していたのですが、『良いタイミングかな』と思った途端、北朝鮮問題でマーケットが乱高下をするので何も出来ませんでした・・・。
たしかに、北朝鮮問題で動きがある度にマーケットは反応していますので、トレードのしにくい環境が続いています。こういう時には無理をしないのが良いとは思います。
はい、私も2回目のトレードを早くしたいな、と思っているのですが、慌てないようにと自分に言い聞かせています。
良い心掛けですね。K太さんのように初めてのトレードで利益を出せた人は、『早く次も』という気持ちになる人が多いのですが、そこは『勝って兜の緒を締めよ』ということで、落ち着かないとダメですよ。
肝に銘じておきます。
ところで、今日は価格の分析をする時、そしてトレードをする時にヒントになる話を紹介したいと思います。
嬉しいですね。価格にはいろいろな情報を持っている人たちの思いが入っていることから、価格の分析は大事なんですよね。
良い答えですね。
いえ、以前に教えていただいたことを思い出しただけです。
はい、その以前に勉強をした『フィボナッチ』を使ってみましょう。フィボナッチをちゃんと覚えていますか?
あれ、その、いや・・・。
では、『黄金分割』は覚えていますか?
あっ、思い出しました。はい、0.618という比率でしたよね。
ちょっと、胸をなでおろしました。黄金分割は、『美しさの法則』とも言われ、建築や美術に使われていて、安定感があり自然に受け入れることのできる比率のことでしたよね。
たしかミロのヴィーナスなどにも使われていましたよね。
その通りです。他にも、モナリザそして葛飾北斎の富岳三十六景の絵などにも使われています。
だんだん思い出してきました。
頼みますよ!では、なぜ、マーケットの世界でも使われていると思いますか?
たしか、チャートをフィボナッチの比率で分析すると価格の分析がしやすくなるのですよね。
う~ん。及第点ギリギリの答えですね。
すみません。
前から話してきましたように、価格にはいろいろな情報が含まれています。違う表現をするのであれば、森羅万象あらゆるものが価格の中には入っていると考えられます。そうであるならば、価格の動きというのも自然界の美の法則、つまり0.618の比率が効くのではなかろうか、ということです。
チャートも美しい形になるのではないか、ということですね。
その通りです。では実際に見てみましょう。マネースクウェア・ジャパンのチャート画面でNYダウを出してみましょう。

挿絵1

NYダウの日足のチャートを表示しました。
このチャートを見てどのようなイメージを持ちますか?
右肩上がりに上昇していて、好調という印象を持ちますね。ただ、最近は高値の付近でやや下げてきているのかとも思います。
わかりました。さあ、ここからです。まず、この画面の左側に7つのツールが四角で表示されています。その上から2番目を見てみてください。
あっ、思い出しました。この中にフィボナッチの機能が搭載されているのですよね。
そうです。そこに『トレンドラインツール』があります。次にその左から2番目に『フィボナッチリトレースメントを引きます』と機能があるのです。そこをクリックすれば、線を書くことができます。なお、書くラインの色は右側で選ぶことが出来ます。

挿絵2

僕は赤を選びたいと思います。
では、カーソルを安値の20,391に合わせてクリックをしたまま高値の22,281まで引いて指を放します。高値と安値に2本の横線が表示され、その間には3本の点線が表示されますよね。
はい。わかります。点線の右側に数字が書かれています。一番上に『61.8%』、2番目が『50%』、一番下が『38.2%』となっています。この61.8%という水準が価格のポイントになってくるのですよね。
その通りです。安値から高値までの値幅を100とすると安値から0.618の水準、すなわち61.8%の水準が一番上の点線となり、約21,500の水準になることが分かります。
ローソク足の左側を見ても興味深い水準に引かれていますよね。
そう見えますよね。一番下の点線、つまり100から61.8を引くと38.2%の水準となります。
面白いですね。下から38.2%、上から61.8%の水準に書かれた3番目の点線もたしかにチャートのポイントを示してくれています。
そうなのです。
なるほど、これは便利ですね。ここから言えることは21,500の水準が下値の第一メドになり、その後は21,300そして21,100がポイントになると予想されるということですね。つまり、北朝鮮問題で下落をしたとしても、まずは21,500の水準を維持できるのか否かを考えて待ち構えていればいい、ということになるのですよね。このような目安があると乱高下しても慌てないで済みますね。
そうでしょう。
このような機能を使うことで、トレードのポイントが見えてくる、ということにつながりますね。
はい、折角勉強したことですので使った方が良いですよ。まして、こうした価格の動きが読みにくい環境では尚更です。
この機能、今週から使うようにします。ありがとうございました。
はい、頑張ってください。

感想

筆者プロフィール

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川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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