サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/08/31 17:53トレード開始【第73回】

聞いてください。CFDの初トレードを行いました。
おっ、K太さん!ついに投資家デビューですね。どの銘柄でトレードをしたのですか?
はい、迷ってなかなかボタンを押せなかったのですが、北朝鮮情勢やトランプ政権のゴタゴタなどを見ていると、強気にはなれないという判断をしました。そして、そういう気分でチャートを眺めていたのです。

取引ツールから初めてのトレード

そうですね、週末には北朝鮮がまたミサイルを発射しましたからね。
ですよね。そしてチャートを見ていた時に、今まで教わったことを思い出したのです。
エッ、何を思い出したのですか?
移動平均線です。日足のチャートの上に20日移動平均線を表示させて見ていたのです。そうしたら、ほとんどの銘柄の移動平均線が右下方向を指していました。
なるほど。
たしか移動平均線の特徴はその向いている方向にトレンドが出ている、ということでしたよね。それを思い出したのです。
たしかに、その特徴は以前に説明しましたね。

取引時、自分なりの分析が大事!

ということは、今の相場で強気にはなれないと自分の確認になったのです。ただ、CFDは売りからもスタートすることが出来ますよね。ですので、トレンドが下落基調であれば売りポジションを取るのも一つの方法だ、と思ったのです。
そうですね。CFDは売りポジションも取れるし、マーケットのトレンドが下落であればそういう戦略も有効ですね。ただ、売りポジションを取る時に意識しなくてはいけない点が2つあります。一つは『配当金相当額』を払うことになるということと、株式市場というのは経済成長とともに歩むことから、大きなトレンドとしてその歩調はゆっくりでも右肩上がりが基本になるということです。
僕は配当金相当額の事を思い出していました。でも、DAXは配当金込みの指数であることから配当金相当額を払う必要はありませんよね。
ははあ、それでDAXを売ったのですね。
はい、DAXを売ってみました。でも売ったのにはもう一つ理由があります。移動平均線が右肩下がりになっている上に、同事線が出現しその翌日に陰線が現れていたので更に下落していくのかな、と思ったのです。
同事線は変化の兆しを表しますからね。K太さんは勉強した知識を活かしていますね。
そう言っていただけて嬉しいです。でも、実はポジションを持った瞬間からDAXは上昇していて、今評価損を抱えている状態なのです。
投資というのは、ポジションを持つ前にはいろいろ考えて上で決断しトレードをするのですが、ポジションを持った途端に不安になるところがあるのです。不安になっているのはK太さんだけではありませんよ。
まさしく僕の心理状態です。ところで、実際にトレードをしていくつか気が付いた点があります。
何でしょうか?
まず、取引時間です。会社の昼休みにDAXの動きをチェックしようとしたら、DAXとFTSE100は日本のお昼の時間には取引してないのですね。DAXは午後3時から、FTSE100は午後4時からの取引開始になっていました。
終了時間は4つとも同じです。でも、開始時間は日経225とNYダウは同じなのですが、DAXとFTSE100はそれぞれ違うのです。取引時間についてはマネースクウェアのHPに書いてあるのでちゃんとチェックしてみてください。
はい、ちゃんとチェックをして、会社の退社後に注文を出しました。いやぁ、ちょっとドキドキ感があって、緊張しました。
僕も投資を始めたばかりの頃はドキドキしながら注文をしたものです。
ドキドキ感が高まったのにはもう一つ理由があります。注文を出すのに買いであれば『売り気配』という価格で売買をするし、売りであれば『買い気配』の価格で売買することになりますよね。
はい、両方の気配は取引画面に表示されています。
僕は売り注文でしたので、買い気配の価格『12,108円』で売り注文を出しました。ところが買い気配と売り気配では差がありますよね。
そうですね。DAXの場合、およそ10円の差があります。
そうなのです。当たり前ですが、僕が売りポジションを持ったということは、決済するのに売り気配の価格で買い注文を出さないといけないのですよね。
その通りです。
分かってはいたのですが、管理している画面にポジションを持った瞬間より1,000円の評価損が表示されたことに、ちょっとプレッシャーというか不安を感じてしまったのです。
でもそれは個別株式などでも同じなのですよ。一般の株式投資でも手数料等が存在するので、買った値段よりも多少高い値段で売却をして手数料分などを払っても利益が出るようにするのです。つまり、投資というのは買いでも売りでもポジションを持った瞬間から評価損でスタートするのがほとんどなのです。
そうなのですね。分かっていても初心者の僕にはマイナスの表示が出ると『ドキッ』としてしまいます。また、価格の100倍での取引ですから、10円、20円動くだけで1,000円、2,000円と評価損益の数字が動くじゃないですか。これにもドキドキです。
個別株でも今や100株取引が多いので、10円動くと1,000円が動くというのはこれも同じなのですよ。
そうなのですね。でも、2,3日するとその値動きにも少し慣れてきたのか、少しは落ち着いて見れるようになってきました。
K太さん、多くの投資家がデビューする時に受ける洗礼をK太さんも受けている、というイメージですね。慌てないで、しっかりと観察するようにしてくださいね。
誰しもが経験することなのですね。でも来週はもう少し気持ちも落ち着いて見られると思います。頑張ります。

注文するときは、はらはらドキドキしましたが、今後に期待して見守ります!

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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