サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/06/15 16:47海外要因とシンプルな指標【第62回】

今日もよろしくお願いします。
最近、気合を入れてマーケットの動向を見ているのですが、どうもよくわからないのです。というのも、日経225も2万円に乗せて順調に見えるのですが、その後大きく上昇するわけでもなく2万円前後で膠着状態が続いているし・・・。
よろしくお願いします。
気合が入っているのですか!さては、ボーナスが出たのですね?
はい、少しですけど出ました!それもあって、ここ1週間、あれこれ悩みながらマーケットを見ているのです。
なるほど、そうでしたか。たしかに、今のマーケット、特に日経225は高値でのもち合いに近い状態になっていますね。特に、このところは海外の政治的要因がマーケットに影響を与えるという環境が続いています。
そんな感じですよね。英国も何だか先行き不透明な感じが強くなってきていますし。
そうですね。でも、ポンドは大きく下落をしたのですが、株、つまりFTSE100(→英国の株価指数)は少し下落した後に先週末には上昇しています。この動きを見る限り、大きな波乱には至らないであろうという印象を個人的には持っています。
そうですか。そうだと嬉しいのですが。でもNYダウも順調ですよね。
いいですね。コミー元FBI長官の公聴会があり、全米中はもちろん世界中の関心を集めていました。しかし、注目の公聴会が終わった割には、マーケットに大きな影響はありませんでしたね。ただ、気になる点があるのです。NYダウは最高値を更新して上昇していますが、アメリカの株価指数の一つであるナスダック総合指数が大きく下落しているのです。NYダウとナスダック総合株価指数(以下、ナスダック)の構成銘柄は違いますが、アメリカの株価指数ということでは従来似た動きになることが多いのです。

ということは、NYダウの動きとナスダックとどちらの動きの方が本来のアメリカ経済を表した動きなのか、ということになるのですね?
その通りです。故に、来週の動きには注目したいです。
僕も注意をしたいと思います。でも、『グローバル経済』と言われることからも、日経225、NYダウそしてナスダックなどの動きは連動することの方が多いのではありませんか?
いい質問ですね。日経225やNYダウそしてドル円などの値動きを重ねて見ると、最近はちょっと変わってきた点があります。
気になりますね。
今までは日経225とドル円の相関関係が高かったのですが、ここにきて日経225とドル円の動きが反対、すなわち負の相関関係になっているのです。
つまり、日経225が上昇していてもドル円は円高になっている、ということですか?
そういうことです。逆に、日経225とNYダウの動きの相関関係が強まっています。そこで、注意をしないといけないのは、今後も日経225とドル円の相関関係の強いのが維持されるのであれば、いずれどちらかの動きに引き寄せられることになりますよね。すなわち、日経225が下落をしてくるのか、ドル円が円安になっていくのかということです。
なるほど、そういう考え方もあるのですね。でも、今週のアメリカではFOMCがありますよね。利上げがあるのか否かも含めて、要注意ですよね。
その通りです。その前後の動きには注意をしたいですね。アメリカのFOMCはもちろん、フランスの議会選挙などの外部要因に注意をしながら、日経225は20,000円を維持することが出来るのか否か。逆に、終値で19,900円を割り込んでくると上値が重たくなる可能性が出てきます。
それはなぜですか?
以前から紹介していますが、10日の移動平均線の水準が19,900円前後だからです。この移動平均線を割り込んできたら、注意が必要だと考えています。
意外なのですが、こうした動き、テクニカル分析というのですか。割と簡単な方法で話をしてくれることが多いですよね。
そうですね。いろんな勝負師の話を聞いてみるとわかるのですが、スポーツの世界でもゲームなどの世界でも強い人の判断には共通点があります。
えっ、そうなんですか?
興味があります。それはどういうことですか?
判断がシンプルだということです。
あっ、以前教わったと思います。
投資家もそうですが、人間は学べば学ぶほど知識が増えて、難しく考える傾向があります。特に、結論、たとえば、買うのか売るのかという結論に至るまでに、考えることが多いとミスが生じやすくなるのです。たぶん、K太さんも勉強するうちに難しく考えるようになったのかも。

そう言われると、そうかもしれません。マーケットの勉強をすると、いろんな知識を得ることが出来るし、それがまた仕事で役に立ったりするので嬉しくなり、励みにもなります。だから、つい自分でも難しくというか、格好よく考えたりするようになっているのかもしれません。
投資家は、『シンプル イズ ベスト』だと思いますよ。
わかりました。ところで、国内要因としては、やはり加計学園の問題などは注意が必要なのでしょうか?
そうですね。その進捗状況には少し注意が必要なのかもしれません。
あと、決算発表も終わって株主総会の季節になりますよね。なんとなく個別銘柄に振り回されるよりも、CFDなどの株価指数の投資を考えた方が管理はしやすいですよね。
そう思いますよ。
当社もIRデーで良いことを発表したのに株価は下がっていましたからね。個別銘柄は本当につかみどころが分かりません。
海外要因に気を付けながら、マーケットの観察を続けます。
頑張ってください。
はい、ありがとうございます。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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