サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/05/11 09:01雲の上の株価指数【第57回】

前回は、マーケットの動きから国際的なリスクの可能性の見方を解説してもらい、大変興味を持てました。
ありがとうございます。週末に決選投票が行われたフランス大統領選挙は大方の予想通りマクロン氏の勝利となり、特に波乱も起きなかったですね。
ところで、マーケットの好調さがあるテクニカル分析の中で顕著に表れていますが、何だかわかりますか?
何だろう・・・移動平均線はよく見ていますが、MACDかな?
いろいろチェックしているのは感心です。移動平均線も10日で見ると右肩上がりになっていますし、MACDも上昇トレンドを示してはいますね。でも、今日、復習の意味を含めて確認してもらいたいのは一目均衡表です。
一目均衡表というのは、たくさんの線が出てきて、雲とかいうのがあるテクニカル分析ですよね・・・?
まあ、なんかちょっとあやふやな答えですが、そうです。
その一目均衡表で現在どのような状態になっているのでしょうか?
では、はじめに日経225の一目均衡表を見てください。現在の価格は雲の上方を推移していますよね。
思い出してきました!

日経225は、現在雲の上に出てきましたね!

エヘン!復習の意味で取り上げようとしたのですが、本当にタイミングが良かったです。
すみません。よろしくお願いします。
雲の上方を推移しているというのはどのような状況と判断できたのでしょうか?
はい、これは飛行機と雲の関係で教わりました。雲の上を推移しているのはマーケットが良い状態で、雲の上限の部分が下値支持線になるのですよね。
思い出してきましたね。
はい!
現在、NYダウもDAXも日経225同様、雲の上を推移しマーケットが良い状態であると判断できます。
FTSE100は雲の上ではないのですか?
FTSE100も上昇はしているのですが、ちょうど雲の中に入ってきたところです。では、せっかくですから、今日は4つ株価指数CFDの一目均衡表を見てもらいましょうか。

NYダウも現在雲の上で、マーケットは良い状況なんですね

DAXはずいぶん長期間上昇が続いて雲の上にいますね!

日経225は、現在雲の上に出てきましたね!

ははは、勉強になります。そして、雲の中というのは、雲の下限が下値支持線、上限が上値抵抗線になるのですよね?
その通りです。でも、直近までは雲の下方を推移しており、雲の下限が上値抵抗線になっていたのですが、先週末に雲の中に入ってきました。
それだけ上昇の力が強くなったというわけですか。
はい、雲の中に入ってきたことについては、堅調であると評価できます。あとは雲の上方に抜けていくことが出来るのか否かがポイントになりますね。もう一つ注目したいのは赤線で太く表示してある遅行スパンです。この遅行スパンは現在値を26日前のローソク足と比べることで、今のマーケットが良い状態なのか悪い状態なのかの確認に使います。
そこは要注目をしたいと思います。ところでNYダウとDAXの一目均衡表ですが、この2つは直近でも雲の下に割り込むことなく推移していますよね?
それだけアメリカおよびドイツの経済は堅調であるということかもしれませんね。
遅行スパンも26日前のローソク足を上回っていて好調ということですか。今気を付けることがあるとすればどういう点でしょうか?
そうですね。雲の厚さに注意してみてください。
雲の厚さですか・・・そう言われてみると、以前の雲の厚さに比べて直近の雲の厚さは薄くなっています。
雲が薄いというのは、どういうことが考えられるでしょう?
どういうこと・・・以前、教えていただいた飛行機と雲を例に取れば、雲が薄いというのは飛行機が簡単に雲を超えることができるのではないでしょうか。
おっ、良い答えですね!では、雲が薄くなる原因とは何が考えられるのでしょうか?
雲が薄くなる原因ですか・・・すみません、ちょっと難しいです。
雲は短期の先行スパン1と長期の先行スパン2でできています。雲が薄いということは、先行スパン1と先行スパン2の数値が乖離していない。すなわち、数値が近いということを意味します。つまり、狭いレンジでのもち合いが長かったことから、先行スパン1と先行スパン2の数値が開かなかったということを意味します。
そっか。もち合いが長ければ短期も長期も数値が変わらなくなるのですね。
ということは、雲が薄いということは、もち合いの結果、エネルギーが貯まり値段が動きやすいということになるのです。
つまり、雲が薄くなっているので大きな動きが出るかもしれないということですね。そう言われてみると、DAXは上放れてきた感じがします。
最後に日経225を見てください。ここで気付く点は何ですか?
あっ、これはわかりました。もうじき雲がクロスしています。雲のクロスは変化日になることが多いという説明を受けました。ですので、雲のクロスしている前後に気を付ける、ということではありませんか。

IPゾーンは売りにも使える!

その通りです。こうして一目均衡表も実践的に見ると理解も深まりますし、勉強になるでしょう。
はい、大変勉強になりました。

なるほど!IPゾーンは売りでも使えるんですね!移動平均線の向きも併せて判断材料にするので、慎重に売買チャンスを考えられますね

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

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