サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/04/06 17:59どうなるトランプ政権!?相場への影響は?【第52回】

早いもので4月になりました。注目していた3月もアッという間に過ぎ去ってしまいましたね。
ところで、EUやアメリカなど海外の動きが激しいせいか、海外部門も含めた人事異動があり、私も異動になりました。
今日もよろしくお願いします。異動になったのですか。忙しくなるのですか?
本社に戻るのですが、忙しさは変わりません。仕事も頑張りますが、マーケットの勉強も頑張りますよ!
そうなのですね。ぜひ、頑張ってください。ところで、3月の中旬以降、株式市場は伸び悩んでいますね。
はい、もっと大きく動くのかなと思っていたのですが、日経平均株価の2万円は遠いですね。
日経平均株価は19,000円前後でのもち合いが続いていますし、NYダウも高値から下落したまま上値の重たい展開になっています。この要因の一つはトランプ政権の問題ですね。
そうですよね。昨年の11月に大統領選挙に勝利をして、その後もトランプ大統領人気で株式市場は盛り上がりましたよね。その時の盛り上がりを考えると少し冷静になってきたというイメージがあります。
その通りです。特に、先日のニュースが大きな影響を与えました。どんなニュースだったかわかりますか?
トランプ政権に関するニュースですよね。いろいろあるからなぁ。最近は北朝鮮の問題でも注目されているし・・・
それはトランプ政権の実行力が問われるニュースです。
あっ、わかりました。オバマケアに関するニュースではありませんか。
そうです。オバマケアの代替案を提出したのですが、議会に反対されて撤回することになったというニュースです。
ありましたね、そんなニュース。
このニュースが報道されてから、アメリカの株式市場は下落に転じましたよね。選挙の公約の一つを議会の反対にあって実現することができなかった。すなわちトランプ政権の実行力にクエスチョンマークがついたということです。
たしかに、トランプ政権がスタートして2カ月が経ちましたが、その間、騒がれてはいるものの「これは!」という魅力ある政策は実行されていませんよね。
僕は他にもトランプ政権の行く末を暗示するかのようなニュースを見つけましたよ。
おっ、それは何ですか!トランプ政権に関するニュースですよね?
もちろんそうなのですが、それはアメリカのニュースではなくカナダのニュースです。
えっ、自動車などの工場に関するニュースですか?
いえ、ちょっと違います。実はカナダの「アメリカへの修学旅行禁止」というニュースです。ご存知でしたか?
初めて知りました。これがトランプ政権と関係があるのですか?
実はカナダという国は移民の多い国なのです。ですので、国境付近で入国を断られる可能性のある生徒もいるのです。しかし、子供たちをそうした環境に置かせたくないとして、アメリカへの修学旅行は禁止としたのです。
子供たちに罪はありませんからね。そういう事態になってからでは取り返しがつきませんし、子供たちも心に深い傷が残りますよね。
日本人がアメリカに渡航することに制限がないことに加え、日本は移民を積極的に受け入れているわけではないことから、このような問題を身近に感じないのかもしれません。でも、移民を受け入れている国々にとっては大きな問題ですよね。したがって、こうした動き、すなわち「アメリカに行くのを止める」という動きが広がる可能性があると思いませんか?
思いますね!孤立に向かっていると思いますよ。
そして、もう一つ「来た~」と思わず心で叫んでしまったニュースがあります。
そんな興奮したニュースなんてありましたか。僕にとって「来た~」というニュースはプロ野球が開幕したというニュースです。
K太さんは野球が好きでしたよね。でも、これは日本から発せられたニュースです。
いやぁ、わかりません。
ユニクロ、つまりファーストリテイリングの柳井社長が「国境税を課すのであればアメリカから撤退する」と言っていました。これは経営者として大英断だと思います。経営者としてはこれぐらいの気概を見せないといけないと思いませんか。
本当ですか!それは凄いなぁ。うちの会社の役員からはそんな勇気ある言葉なんて出てきませんよ。せいぜい「かしこまりました」という感じですね。
そうかもしれないだけに笑えません。でも、これらのニュースというのは、トランプ政権が良かれと思ってした行動が、結局、自分たちの首を絞めることになるということではないでしょうか。つまり、保護主義的な色彩を強めるのではなく、世界分業の中でグローバル化をいかにうまく推進し活用化していくのかだと思います。

トランプ政権に立ち込める暗雲

その通りですよ。うちの役員たちもこのようなニュースを見ているに違いないのですが、他人事だと思っているのでしょうね、きっと。
異動があったせいか、今日は手厳しいですね。
そんなことないですよ。ところで、こうした状況も値動きには表われているのですか?
いい質問ですね。はい、直近のNYダウの日足のチャートを見てください。直近の大きな陰線が出現した後に下げ止まっているのがわかります。

下げ止まるも・・・今後も要注意

しかも、大きな陰線の後に下ヒゲの長いローソク足が出ていますよね。これで目先の底値を確認できたのではありませんか。
たしかに、そのようになる可能性も残っています。しかし、その後の戻りが弱いのが気になるのです。
そう言われると、なかなか上の方に戻れないでいますね。
はい、杞憂に終わればいいのですが、このように戻れないでいるパターンというのはその後に良くないことが多いのです。
そうなのですね。では、トランプ政権の動向とともに注意して見ておきます。今日もありがとうございました。

うーん、まだまだトランプ大統領から目が離せませんね

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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