サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/02/09 18:02チャートの黄金比とは!?フィボナッチで株価の節目を判断する【第44回】

今日はマネースクウェア・ジャパンのチャート機能を使って、価格の分析の話を紹介したいと思います。
以前にも価格の分析を教わりましたが、まだ教わっていない分析があったのですか?
相場は奥が深いですからね。
そう言われると『極意』みたいな印象をもってしまいますけど、どんな分析なのでしょうか?
にまつわる分析です。
数ですか?ピンとこないですね・・・
マーケットには数にまつわる話が多く存在します。

数にまつわる価格の分析いろいろ

例えば、大天井をつけて下落をする時はどれ位まで下落するのか。そういう時には、「半値、八掛け、二割引き」まで下落が考えられる、という話があります。
半値に八掛け・・・どのように計算するのですか?過去の値動きなどが関係するのですか?
過去の値動きというよりも経験則だと思います。例えば、10,000円が大天井だとすると、半値の5,000円、さらに八掛けの4,000円、そして最後にその二割引きの3,200円と、およそ3分の1まで下落するということです。
経験則という事ですね。でも、こういうことってビジネスの世界にもあって、意外に大切なんですよね。
そうだと思います。日経平均株価は1989年の38,915円が天井です。その日経平均株価に半値、八掛け、二割引きを当てはめると、12,452円が底値となります。
約3分の1ですから、大暴落になりますよね?
はい。当時は“そこまで下落する可能性なんてあるのかな”と思っていましたが、実際には1998年に12,797円、そして2008年のリーマンショックの後には一時6,000円台まで下落しました。
やはり先人たちの教えは無視できませんね。
他にも数字にまつわる話で良く使われるものがあります。上昇トレンドが終了して高値から下落をする際にどこまで下落をするのか、「3分の1押し」「半値」そして「3分の2押し」というのがあります。
さっきの半値、八掛けというのも高値から下落ですよね。使う時にどこが違うのですか?
半値、八掛けは大天井を形成した時の話で滅多にありません。この3分の1というのは、よく見かけるトレンドが変わった時に使います。
なるほど、大きなトレンドと普通のトレンド、という感じですね。
そういう捉え方で良いと思います。
さて、3分の1、半値、3分の2を見てみましょう。例えば、7,000円から上昇トレンドが始まり、トレンド終了時の高値が10,000円だとします。3,000円上昇していますので、3分の1押しは1,000円安の9,000円、半値になると1,500円安の8,500円そして3分の2は8,000円となります。
そっか!大天井を形成した時は株価そのものに半値、八掛けと数字を当てはめますが、この場合はトレンドで値上がりした株価の値幅を考えればいいのですね。
その通りです。
なんか面白いです。
そして、もう一つ「フィボナッチ」というのがあります。
また、難しい単語が出てきました・・・。何語ですか?
これは、イタリアの学者の名前です。フィボナッチという数学者が証明した数列がポイントになります。ズバリ「0.618」という数字です。上昇した値幅分の0.618下落した水準、または「1-0.618=0.382」つまり「0.382」を引いた水準の株価がポイントになるというものです。
0.618と0.382ですか・・・
先ほどの例だと7,000円から上昇して10,000円で高値を付けました。上昇値幅3,000円の0.618の1,854円、0.382の1,146円下落した、8,146円と8,854円がポイントになるということです。
つまり、それらの水準が下げ止まる安値の目安になるという認識で良いですか?
そうことです。そして、このフィボナッチの比率は「黄金分割比」と呼ばれることもあります。
たしか・・・ミロのヴィーナスとか葛飾北斎の絵とかに使われている不思議な数字のことですね。
よく御存じですね。昔から美の法則と呼ばれ、建築や美術にも使われている数字です。そして、こうした数字をマネースクウェア・ジャパンのチャートで簡単に利用することができるのです。
どこを見ればいいのでしょうか?
まず、マネースクウェア・ジャパンのチャート画面の左上にある機能のうち、上から2番目を選択します。そうすると、「トレンドラインツール」というポップアップウィンドウが表示されます。そして左から2番目に「フィボナッチトレースメントを引きます」と表示されるので、そのボタンを選択します。

チャート トレンドラインツール

アッ、これですね!
そのボタンを選択した後は、カーソルを分析したい値幅、例えば画面に表示されている安値と高値の水準に合わせてそれぞれクリックすることで線が表示されます。
図を見てください。最初の図は日経225の月足です。2012年の安値約8,300円でクリックし高値の約20,900円でクリックするとその値幅での「0.618」「半値」そして「0.382」の水準で線が表示されます。

フィボナッチ数から価格を分析

わざわざ自分で計算することなく、簡単に値幅を指定して分析することができるのですね。
便利でしょ!こうして見ると、高値を付けた後に半値の約14,500円前後が押し目の水準になっているのがわかりますし、値幅の下から0.618の水準が昨年の11月の安値水準になっているのがわかります。
なるほど、面白いですね!これを活用すると相場の節目になる株価が予想できるということになりますね。
そういうことです。日足で日経225を見ると、現段階では約18,400円が下値の節目になるということがわかります。こうした機能もぜひ参考にしてみてください。

フィボナッチ数から価格を分析

今日もありがとうございました。

マーケットには本当にいろんな数字があるんですねぇ!

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

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