サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/02/02 09:191月相場にヒント有り!ジンクスから見る今後の展開【第43回】

NYダウも遂に20,000ドルに乗せましたね。これもトランプ効果ですか。
はい。一つの節目を超えてきましたね。
トランプ大統領は選挙前の公約を大統領令を通じて次々と実行に移しています。
つまり、有言実行ということですね。
そうですね。
ですので、アメリカ経済も堅調に推移をしていくであろうという期待のもとに上昇が続いているのです。
でも、メキシコとの国境に壁を作ると署名したり、移民の一時入国を禁止したりと、公約を実行に移すことによって波紋も広がっていますよね。
はい。アメリカの空港では混乱が起きていると報道されていますし、今回の入国に関する大統領令についてはヨーロッパの首脳をはじめ企業のトップからも批判が相次いでいますね。
国際的な企業では社員の出張を含めて、対応で四苦八苦しているようですし。
ここまで来ると企業そして経済への悪影響が出てきます。
本当にそうですよね。
そして、こうした影響はマーケットにも出てきますよね。
はい、再三言ってきましたように、マーケットは不安定と不透明を嫌いますからね。
慎重に観察していきたいと思います。
さて、1月も終わります。1月にはその年の相場を考える上でヒントになることがあるのです。
なので今回は『1月と日経平均株価』と題してお話しましょう。
いつも面白いテーマを提供してくれますね。
はい!元日経225担当のファンドマネージャーでしたから!
そうでしたね!
では、ローソク足で1月の月足に注目しましょう。
月足ですか。月足というのはひと月で一つのローソク足を描くことですよね?
そうです。
1月4日の大発会の日の始値が月足の始値になり1月31日の終値が月足の終値として一つのローソク足を作ります。
長期的な分析をする時に役に立つと教わりました。
そうでしたね。この月足が1年のヒントになるのです。
ズバリ!月足が陽線になるのか、陰線になるのかに注目しましょう!
陽線か陰線に注目?1月が上昇になれば陽線で、下落すれば陰線ということですよね?
実は、株式市場には『1月の月足が陽線の年は年足も陽線、月足が陰線になると年足も陰線になる』というジンクスがあるのです。
年足ですか!ということは、年足が陽線ということは、1月よりも12月の日経平均株価の方が高いということですか?
そうです。
本当ですか?なんか信じられないな。
戦後、東京証券取引所が再開されて以来、67年間の内、月足陽線で年足陽線、月足陰線で年足陰線と月足と年足が一致したのは49回あります。つまり、確率は7割を超えているのです。
それは凄いですね。

ですよね。ということで、今年の1月の月足を見てみてください。
1月4日の終値が19,298円で、1月31日の終値は19,041円だから・・・月足が陰線ですよ!
今年もこのジンクス通りの結果になるのであれば、12月は1月よりも下落している確率が高いということになりますね。
でも、トランプ人気で最初のうちは株価も上昇していても、徐々に悪影響の方が出てきて下落するというシナリオになるのかもしれないと思うとちょっと納得、という感じです。
このジンクスはファンドマネージャー時代も注目していたジンクスです。
僕の勤め先でもトランプ効果に喜んでいる上司もいますが、トランプ大統領の政策には要注意ということですね。
ところで、他にも1月の面白い話はあるのですか?
はい、ありますよ。
1月の上旬に宮中で歌会始が行われたのをご存知ですか?
宮中の歌会があるのは知っていますが、歌を詠むという趣味は持ち合わせていないので詳しくは知りません。
僕も歌は詠まないのですが、この歌会始に注目しています。
当然、相場に関係する話ですよね?相場に関係する歌が詠まれたりするのですか?
注目するのは、その年のお題です。毎年、お題が決められているのですが、そのお題がその年の株式相場のテーマになると言われています。
えーっ!?そうなのですか?
私のファンドマネージャー時代の話をすると、1986年のお題は『水』でした。この年のマーケットで一番注目されたのは、東京湾ウォーター関連の銘柄です。88年は『車』というお題に対して、注目されたのがリニアモーター関連で超電導でした。その後も1999年には『青』というお題でIT関連の新興企業が注目されました。
無理やりという印象も受けますが・・・よく考えますね。
そう言わないでください。
大事なのは、お題から発想力を働かせてその年の相場を考えるということなのです!
なるほど・・・今年のお題は何なのですか?
今年は『野』です。

野ですか・・・何があるかな。
私はこのお題を見て、ピーンと来ました。
本当ですか。
はい、在野、外野というイメージから海外の要因がポイントになるということです。
つまり、トランプ大統領だけでなく、ヨーロッパの政治問題も含めて重要であるということを示唆しているのだと思います。
なんかストレートのような気がしますが、でも、そういうジンクスのようなモノがあるというのは面白いと思います。
トランプ大統領で不透明感が強くなった、経済・マーケットですが、そう言う時だからこそこのようなジンクスも参考にしてみてください。
わかりました。ありがとうございます。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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