サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2017/01/26 09:03相場のリズムを見つける『時間論』【第42回】

こんにちは、今日もよろしくお願いします。
お願いします。
『やっと』というか、トランプ大統領の就任式が無事に終わりましたね。 大統領選挙に勝利をしてから約2ヶ月半、世界はトランプに振り回されていた感じです。
本当にそうでした。
でも、マーケットとしては日本の株価やドル円に追い風が吹いて良かったのではないですか?
確かに、昨年末は株高、円安になりましたからね。
でも、ここからいよいよ具体的な新政権の運営に入っていきます。
そうですね。
TPPとかメキシコとか、いろいろと気になることは多いです。
TPP離脱については再度表明しましたね。
日本の対応も難しくなりますよね。
トランプ大統領はTPPに反対で、むしろ2国間などでの貿易協定を結ぼうとしていますよね。
これはアメリカの力が作用しますので、アメリカ優位に進む可能性はあります。
何はともあれアメリカファーストですからね。
また、ツイッターで個別企業を攻撃するのも控えて欲しいと思います。
ホントですね。名指しをされた企業は本当にいい迷惑です。
もし、K太さんの会社がトランプ大統領のツイッター口撃に遭ったら、どのような対応をみせるのでしょうか。
まぁ、言いなりになりますね、きっと(笑)。
でも、株主からするといずれにしてもマイナスの対応を迫られることになります。
どのようにマイナスに働くのですか。
自動車会社を例に取ると、メキシコに工場を作ってアメリカに車を輸出すると多くの関税をかけられてしまう。
逆に、アメリカに工場を作って高い人権費で車を作っても高いコストがかかってしまう。いずれにしてもコストがかかり、当初予定していた計画よりもコストがかさむ結果になってしまいます。
なるほど、そうですよね。
いかにコストを抑えながら利益を上げようかとしているのに。そうなると、値上げをしないと運営が厳しくなるかもしれませんね。景気が良ければあまり問題にならないかもしれませんけど。
次回以降でも、またトランプ大統領絡みの相場の話はしていきたいと思います。
さて、今日は一目均衡表の時間の話をしていきたいと思います。
時間ですか・・・
一目均衡表を作った一目山人は『時間論』が大事であると周りの人に話しています。
時間論・・・難しい話になりそうですね。
最後まで聴いてもらうと『なるほど』と納得していただけると思います!
そして、一目山人には弟子が何人かいました。実は、私のファンドマネージャー時代の上司がその弟子の一人です。
毎週土曜日の午後に一目山人のお宅で勉強をしていたそうです。弟子であった上司も僕に『時間論が大事である』とよく言っていました。
へー、そうなのですか。・・・でも、まだピンときません。
慌てないでください。
一目均衡表の研究家もやはり『時間論』が大事である、と言っています。
その時間論には『基本数値』と『対等数値』の2種類があります。はじめに、基本数値では『9』、『17』、『26』という数字が基本になっています。
9に17を加えると26になるのはわかりますが。
この数字がどのような意味を持つのでしょうか。
一目山人は、古今東西あらゆる数字を調べて、この9、17、26の組み合わせを見つけたとされています。
典型的な例を示すと、底値を付けた株価が9日目に戻り天井をつけます。その後、再度下落をして最初の底値から17日目に2番底をつけます。
そして26日目に戻り高値を形成する、というものです。つまり、9日目、17日目、26日目に株価が変化しているということです。
なるほど・・・そういうパターンがあるのですか。
しかし、よく発見しますよね。
でも、残念なことにこの基本数値の通り、つまり典型的に動くことは珍しいと言った方がいいかもしれません。それよりも『対等数値』の考え方の方が大事なのです。
そうなのですか。まあ、すんなり典型例が当てはまるのであれば、多くの人が真似しますものね。
対等数値の考え方をわかりやすくいうと、相場のリズム・サイクルを見つけよう、ということです。
例えば、高値から高値までの日数を数えると20日、次の高値までが21日、次の高値までが19日だとすると、次の高値は何日後になると思いますか?
えっ、それは20日前後ではないですか。
そうですよね。
では、高値から安値までが35日、安値から高値までが34日、高値から安値までが36日だとすると、次の相場の転換点までは何日ぐらいだと思いますか?
そりゃ、35日前後ですよね。
そうなりますよね。このように相場では高値や安値を形成するまでに要した時間にサイクルが存在します。
その日数を基本数値の数字にとらわれないで見つけよう、というのが『対等数値』の考え方です。

面白いですが、実際の相場にこのようなサイクルが存在するのですか?
これは僕の意見なのですが、人間にもバイオリズムが合って生活のリズムがあります。その人間が活動する経済行動にもそうしたリズムやサイクルが影響している。ということは、マーケットにも影響しているということだと考えています。
なるほど、それは納得できるかもしれません。
さて、図を見てください。これは日経平均株価の月足です。ここに面白いサイクルを見つけることができます。高値や安値などに注目をすると、
実は13ヶ月周期で流れが変わっているのが確認できます。
本当ですね。確かに、変わっています。

この13ヶ月周期は2000年より続いています。特に最近では、4月、5月に変化することが多いのです。
ということは、今年も4月、5月には要注意ということになるのですか。
そうですね。トランプ相場の転換点も含めて、頭に入れておきたい時間論だと思います。
いやあ、たしかに時間論は面白いです。他の銘柄とか、為替などにも有効なのですか?
はい、値動きのある商品であれば有効です。ただし、そのサイクルは自分で探さないとダメですよ。
あちゃー、自分で探すのが大変ですね。でも、日経平均株価から勉強してみます。
ありがとうございました。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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