サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2016/12/08 10:11格言から学ぶ相場の心得①【第36回】

今日は相場の格言を学びながら、最近の相場を考えたいと思います。
格言ですか。
それぞれの世界にはそれぞれの格言がありますよね。楽しみです!
よろしくお願いします。
しかし、最近の相場は強いですよね!
日経平均株価もNYダウも上昇が続いています。
本当にビックリです!
トランプ氏が当選した際に抱いていたイメージとはだいぶ違いますよね。
最近読んだ週刊誌には年末年始にかけても、まだ株価は大きく上昇するようなことが書かれていました。
将来のことはわかりませんが、週刊誌に書かれていることを鵜呑みにせずに自分で考える習慣をつけるようにしてくださいね。
さて、そこで質問したいと思います。まだ株価は上昇すると思いますか?それとも、もう上昇は止まると思いますか?
まだ上がるのではないかな、と期待しつつ、そろそろ止まってもおかしくないなとも考えています。
ここで今回ご紹介する格言1つ目です。
『もうはまだなり、まだはもうなり』。
読んで字のごとく『もうそろそろ上昇も止まるであろう』と考えたくなる時には、もう一度上昇する要因がないか調べてみよう、ということです。
『もう』と考えた後にまだまだ上がることがあるのです。
うーん、これはなかなか考えさせられる格言ですね。
でも、今回のように大きく上昇している時には、何回も『もう』と考えてしまいます。上昇する要因を分析すると言っても難しいですよね。
確かに、今回は勢いもあり一本調子でトレンドが出ています。
こういう時はプロにとってもその分析は難しいものですよ。
そうですか。それを聞いてちょっと安心です。
そして逆に、『まだ上昇するであろう』と考えている時には上昇が止まる要因を考えてみよう、ということです。
『まだ』と考えた頃から下げ始めたりすることがありますから。
いずれにしても、今の状況に慎重になれということですね。
今回のトランプ現象と言っても過言ではない動きについて、私は安倍内閣が誕生しアベノミクスで上昇した時に似ているという印象を持っています。
あの時にも個人的には『もう』と考えていたのですが、実際には『まだ』上昇しました。それだけ、アベノミクスへの期待が大きかったのですね。
そう言われてみれば、アベノミクスが出てきた頃の雰囲気に似ているかもしれませんね。
ただ、そうした『まだ』に対して、いくつかの不安材料もあります。それは日経225もNYダウもまだ上昇が続いていますが、先日勉強しましたトレンドを分析するMACDに売りシグナル点灯の可能性が出てきたのです。 (※人気のテクニカル分析『MACD』【第24回】)
MACDの売りシグナルというのは、MACDともう1本の"シグナル"という線がクロスすることですよね?
その通りです。
正確に言うと、MACDがシグナルを上方から下方に向けて割り込んでいく時がMACDの売りシグナルです。
更にはアメリカのナスダック総合株価指数が先行して大きく下げ始めているのです。ポイントは、ちぐはぐした動きから売りシグナルが出始めてきている、ということです。
こういったときこそ、これまで学んだテクニカルツールでチェックするべき、ということですね。
そうですね。
もし、上昇が止まった場合には、どこまで下落するのかをしっかり分析する必要があります。
ここで注意をしなくてはいけないのは、自分の希望的観測を入れて予想してはいけない、ということです。
できるだけ俯瞰して分析をしなくてはなりません。
そこで、注意喚起の意味でもう1つ格言を紹介しましょう。
『山高ければ、谷深し』。
これは聞いただけで、およそ見当がつくと同時になるほどな、と思います。
大きく上昇した後の下落というのは大きく値下がることが多い、ということですよね。
そうです。
特に、大きく上昇した場合というのは行き過ぎで上昇した部分もあったりします。ですので、下落に転じた場合、行き過ぎた分を含めて大きく下落することがあるということです。
このトランプ人気の相場も山が高いのかな。そうなると、ちょっと心配にもなりますね。

確かに、トランプ人気は凄いですよね。多くの投資家が『上昇』と言っている状況の時に、1人だけ『下落』という結論を出すのは難しいことです。先ほどもお話しましたように、『まだ』と考えている時に、『もう』のポイントを探して下落の結論を出すのは勇気が要りますしね。
そうですよ。相場に限らず、多くの人と違うことをするのは大変です。
わかります、わかります。
では最後に、僕の好きな格言を紹介したいと思います。
『人の行く裏に道あり花の山』という格言です。
これはまた、ガツンと来ましたね。
そうですよね。
多くの人が選んだ道とは違う道行くと、そこにはまだ誰も足を踏み入れていない、花が咲き誇るお花畑があったりするものです。ただ、他人と違う行動をする勇気が必要です。
もちろん、単に天邪鬼になりなさいというのではなく、考え、分析した結論が他人と違った場合のことですよ。

しかし、考えさせられますね。こうした格言を知ると、昔の投資家たちも苦労したんだろうな、と思いますよね。
それは、確かにそうですね。
先人たちの苦労の上に現在の私たちがいるんだ、ということです。
しかも、今日教えていただいた格言は相場の世界だけでなく私たちの普段の生活、そして仕事にも当てはまりますよね。
大変勉強になりました。ありがとうございました。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

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