サラリーマンK太が行く日経225証拠金取引チャレンジ日記

投資経験のない50代サラリーマン"K太"が日経225証拠金取引に挑戦!

2016/11/02 17:18『売られ過ぎ・買われ過ぎ』を見極める!RSIの使い方【第31回】

最近のマーケットは堅調に推移をしていますね。
日経平均株価も17,500円近くまで上昇。ドル円も105円台に乗る場面もありました。
そうですね。少しずつですが株価は上昇していますよね。
8日の大統領選挙までこんな感じなのでしょうか?
大統領選挙については、ヒラリー氏のメール問題が再燃していますね。
それよりも、今は11月第1週にあるアメリカのFOMCの動向が気になるところだと思います。
ところで、このように右肩上がりに推移してくると、そろそろ買われ過ぎではないのかな、と思いませんか?
たしかに、どの辺まで上昇するのかなと気になってはいたのですが、、、
ですよね。
もし、その『そろそろ』のタイミングが数値で分かると便利だと思いませんか?
それはもちろんその通りですよ!
ただ、そうした判断は私のような投資家にはまだ難しいですが・・・
安心してください!K太さんにも使いこなせる機能があるのです!
ということで、今回は買われ過ぎ・売られ過ぎに強いテクニカル分析を勉強したいと思います。
へぇーぜひ使いこなしたいです!
よろしくお願いします!
今回紹介するのは『RSI』というテクニカル分析です。
見方だけ説明すると、0~100%までの数字で表され、数値が大きい方が買われ過ぎ、小さい方が売られ過ぎとなります。
ほーっ、シンプルですね。
でしょ!
もっと具体的に言うと、70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎ状態と考えます。
そこで、70%以上まで上昇した後に下落に転じたら『売りシグナル』、30%以下まで下落した後に上昇に転じたら『買いシグナル』とするのです。
説明を聞く限り、わかりやすいですね!
シンプルですし、個人投資家に人気があるのではありませんか?
そうですね。人気はあると思います。
では、ここからRSIの考え方を勉強しましょう。
RSIはある期間、例えば10日間の値動きを調べます。そして、前日の終値より上昇した日の上昇幅を合計した数字を10で割ります。つまり、10日間の平均上昇幅を求めるのです。さらに、同じような計算方法で下落した値幅を合計し平均下落幅を求めます。ただし、下落だからといってマイナスにはせず、正の数として平均下落幅を求めます。
ここまで大丈夫ですか?
大丈夫です!ついていけていますよ。
よかった!
そして、最後に平均上昇幅を平均上昇幅と平均下落幅の合計で割り100分率を求めます。つまり、値動き全体のうち上昇分がどれくらいを占めているのか、という点に注目して、買われ過ぎ・売られ過ぎを求めているのです。

なるほど!考え方もシンプルでわかりやすいですね。
でも、気になるところは実際の精度です。その点はいかがなのでしょうか?
さっそくチャートを見てみましょう。
上段に日経225、下段にRSIが表示されています。いかがですか?
日経225とRSIの動きが連動しているのがわかります。
確かに、それぞれの上昇と下落が噛み合っているように見えますよね。
でも、RSIの数値をよく見てください。チャートには70%、50%そして30%の水準に線が引かれています。
70%を超えているのが買われ過ぎ状態、30%を割り込んでいるのが売られ過ぎ状態です。

あれれ、表示されているこの期間中、RSIの数値は一度も70%を超えたり、30%を割り込んだりしていませんよ?
気が付きましたね!
ここ約3ヵ月間の値動きを表示しているのですが、RSIは1度も70%を超えたり、30%を割り込んでいないのです。
これは、買われ過ぎでも売られ過ぎでもない、ちょうどよい感じの売買が継続されているという意味ではないのですか?
こうした状況というのは、買われ過ぎ状態や売られ過ぎ状態というところまで相場が加熱していない、ということになります。
でも、ここに1つ大きなポイントがあるのです。 RSIの計算期間を何日にすればいいのか、という問題です。
10日ではないのですか?
そしたら、何日にすればいいのでしょう?
実はRSIを考案した人は14日を基本としています。おそらく2週間をイメージしているのだと思います。
そうなのですか・・・
でも、そのような期間の問題がどこに影響するのですか?
たとえば14日間という期間では長すぎて、70%を超えて買われ過ぎ、30%を割り込んで売られ過ぎ状態にならないのです。
計算期間が長いと、上昇した日と下落した日のどちらかが偏って増えるという機会が少なくなるからです。日経平均株価が10日連続で上昇したり下落したりすること自体、珍しいということですね。だから、14日間のRSIだと買われ過ぎや売られ過ぎ状態になる回数が少ないのです。
ですので、もっと短い期間で分析することをお勧めします。
なるほど、分かりました。
少し期間を短くして分析するようにします。
ちなみに、2枚目のチャートを見てください。これは9日間のRSIを表示しています。
今度はどうですか?
9日間ですか・・・
なるほど!さっきの14日間に比べると、買われ過ぎ、売られ過ぎ状態に入っているのが確認できますね。

70%を超えた水準や30%を割り込んだ水準は4カ所もあり、しかも点線の位置を見ると比較的良い場面で現れていますよね。
計算期間を変えるだけで、全然違う内容になってくるのですね。
やはり、10日以内での分析期間が良いということになるのですか?
これは僕の経験上の話ですが、7日間から10日間といった短期間の方が実際のマーケットでは使いやすいと思います。
分かりました。
なるべく計算期間を短くしながら、いただいたアドバイスに沿って買われ過ぎ・売られ過ぎ状態を数値で把握してみたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

筆者プロフィール

プロフィール写真
川口 一晃 1960年北海道生まれ
1986年に銀行系証券会社(現・三菱UFJ証券)入社、その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年にブルームバーグL.P、2000年外資系証券会社を経て、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。
高知大学非常勤講師、日本FP協会社会教育委員会委員などを歴任。 テレビ・ラジオなどメディアでも活躍。投資教育の分野でも活躍。2009年投資教育を主体の劇団「コレモナニカノ円」を主宰。

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