株価指数ウィークリー・レポート市場調査室

日経平均は200日移動平均線を超えられるか

2019/04/09 14:55

(過去1週間のレビュー)

4月3日~9日の日経平均は、堅調でした。8日は一時、21900.55円へと上昇し、取引時間中としては、2018年12月5日以来、約4カ月ぶりの高値を記録しました。米中通商協議で合意が近づいているとの期待のほか、NYダウの堅調に推移し、日経平均の支援材料となりました。

(今後の見通し)

日経平均が一段と上昇するためには、 NYダウが上昇を続ける必要がありそうです。NYダウは4月5日、一時26487.57ドルへと上昇。2018年10月9日以来、約6カ月ぶりの高値を記録。米中通商合意への期待や、5日の米雇用統計での非農業部門雇用者数の良好な結果が好感されました。非農業部門雇用者数は前月比19.6万人増と、市場予想の18.0万人増を上回りました。

FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が4月10日に公表されます(3/19-20開催分)。FRB(米連邦準備理事会)の利上げ休止の長期化が議事録で改めて示唆されれば、NYダウにとってプラス材料になる可能性があります。ただ、史上最高値の26951.81ドル(2018/10/3)に近づくにつれて、高値警戒感が強まることも考えられます。

テクニカル面からみると、 日経平均200日移動平均線(4/8時点で21905円に位置)を超えられるかがポイントになりそうです。足もとの上昇局面では、200日移動平均線に接近したものの、超えることができずに反落しました。


(出所:リフィニティブより作成) *期間:2018/9/3~2019/4/8

そのため、200日移動平均に近づくにつれて、利益確定売り圧力が強まることが想定されますが、それより上の水準に定着すれば、日経平均はテクニカル面から上昇圧力が加わり、大台である22000円超えを試す可能性もあります。

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

*次回は4月23日(火)配信予定です。

 (シニアアナリスト 八代和也)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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