株価指数ウィークリー・レポート市場調査室

NYダウは200日移動平均線を上回る。一段高の可能性も!?

2019/02/05 15:57

(過去1週間のレビュー)

1月30日~2月5日の日経平均は底堅い展開でした。5日には一時、取引時間中としては昨年12月19日以来、1カ月半ぶりの高値を記録しました。NYダウや米ドル/円が堅調に推移し、日経平均の支援材料となりました。

(今後の見通し)

NYダウは2月4日、約2カ月ぶりの高値をつけました。足もとのNYダウの上昇は、主に以下の要因が挙げられます。
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米FRB(連邦準備理事会)が利上げをいったん休止することを示唆するとともに、バランスシートの縮小について調整する用意があると表明したこと。1月30日の米FOMC(連邦公開市場委員会)の声明では、金融政策の先行きについて、「忍耐強くなるだろう」へと変更され、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で、バランスシートの縮小について「早い時期に停止する可能性がある」と語りました。
堅調な米経済指標や米企業業績。2月1日に発表された、米国の1月非農業部門雇用者数は前月比30.4万人増、1月ISM製造業景況指数は56.6と、いずれも市場予想の16.5万人増、54.2を上回りました。
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今週は、トランプ米大統領の一般教書演説が米東部時間5日夜(日本時間6日朝)パウエルFRB議長の講演が6日夜(7日朝)あります。それらの内容にサプライズがあれば、NYダウや米ドル/円が反応するとみられます。一方、サプライズがなければ、NYダウや米ドル/円は引き続き底堅く推移する可能性があります。

NYダウはまた、200日移動平均線を上抜けました。200日移動平均線(足もとで25000ドル近辺に位置)より上の水準を維持する間は、NYダウにはテクニカル面から上昇圧力が加わりやすいかもしれません。


(出所:トムソン・ロイターより作成)

NYダウや米ドル/円が堅調に推移すれば、日経平均は底堅い展開になりそうです。21062.31円(18/12/11安値)に迫るかもしれません。

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

*次回は2月12日(火)配信予定です。

                (シニアアナリスト 八代和也)

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※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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