株価指数ウィークリー・レポート市場調査室

米FOMCの結果が米国株や日経平均の今後を左右!?

2018/12/18 16:14

(過去1週間のレビュー)

12月12日~18日の日経平均は、「行って来い」の展開でした。米国と中国の通商協議進展への期待から日経平均は13日に一時21871.34円へと上昇しました。その後、中国の弱い経済指標や米国株の軟調推移を受けて、日経平均には下落圧力が加わり、12日と13日の上げ幅をほぼ消しました。14日に発表された中国の11月小売売上高は前年比+8.1%、11月鉱工業生産は同+5.4%となり、いずれも市場予想の+8.8%、+5.9%を下回りました。

(今後の見通し)

日経平均は主体性が乏しく、依然として米国株や米ドル/円相場の影響を受けやすい展開です。それらの動向を引き続き注視する必要がありそうです。

米FOMC(連邦公開市場委員会)が18-19日に開催されます(結果発表は19日。日本時間では20日午前4時ごろ)。その結果に米国株などが反応する可能性があります。

FOMCについては、市場では0.25%の利上げが有力です。市場の関心はFRBが2019年に何回利上げを行うのかへと移っており、その手掛かりとして、FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドット・チャート)が注目されています。

前回9月のドット・チャートでは、2019年の利上げ回数は3回が予想中央値でした。市場では今回、予想利上げ回数は前回から減少するとの見方があります。その通りになった場合、米国株がどのように反応するかは予想しくにい面があります。予想利上げ回数の減少は米国株の下支え要因となり得る一方、米景気の先行き懸念が高まることも考えられるためです。後者が市場で意識される場合、米国株には下落圧力加わる可能性があります。米国株が下落すれば、日経平均は下値を試す展開になりそうです。

日経平均は目先、20971.93円(10/26安値)や20347.49円(3/26安値)が下値メドになりそうです。一方、上値メドとしては、21871.34円(12/13高値)、22698.79円(12/3高値)が挙げられます。

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

*次回は2019年1月8日(火)配信予定です。

                (シニアアナリスト 八代和也)

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※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

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