(AM) 市場の関心は米FOMCへ!?

2020/09/16 09:21

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・焦点はFOMC(米連邦準備理事会)メンバーによる政策金利見通しになりそう
・政策金利見通しで2023年末までの据え置きが示唆されれば、米ドルが軟調に推移する可能性あり

(欧米市場レビュー)

15日の欧米時間の外為市場では、が堅調に推移。一時、米ドル/円は105.304円、ユーロ/円は124.755円、豪ドル/円は76.906円へと下落しました。NYダウが上げ幅を縮小したことでリスク回避の動きが優勢となり、円の支援材料となりました。NYダウは、前日比2.27ドル高の27995.60ドルで取引を終了。上げ幅は一時237ドルに達したものの、次第に伸び悩む展開となり、午後には一時マイナス圏に沈む場面もありました。

(本日の相場見通し)

本日(16日)、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表され、その後パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長が会見を行います(日本時間では、FOMCの結果は17日03:00、パウエル議長の会見は同03:30)。市場の関心はそれらに向かいそうです。

政策金利は、現行の0-0.25%に据え置かれるとみられます。その通りの結果になれば、最大の焦点はFOMCメンバーによる「政策金利見通し(ドット・プロット)」になりそうです。前回6月のドット・プロットでは、2022年末まで政策金利を据え置くことを示唆されました。今回は新たに2023年分がドット・プロットに加わります。2023年末まで現在の水準を維持する(利上げがない)ことが示唆された場合、米ドルが軟調に推移する可能性があります。米ドル/円105.104円(8/19安値)を割り込むかもしれません。

※米ドル/円のテクニカル分析は、本日16日の『テクニカル・ポイント』をご覧ください。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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