(AM) 米FOMCに注目!! 米ドルが反応しそう

2020/07/29 09:13

デイリーフラッシュ

【ポイント】
・FOMC(連邦公開市場委員会)声明やFRB(米連邦準備理事会)議長会見における「米経済の見通し」や「金融政策の先行き」に関する見解

(欧米市場レビュー)

28日欧米時間の外為市場では、が堅調に推移。一時、米ドル/円は104.958円、ユーロ/円は122.999円、豪ドル/円は74.984円、カナダドル/円は78.335円へと下落しました。米国での新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって米景気回復ペースが鈍化するとの懸念を背景に引き続きリスク回避の動きとなり、円高材料となりました。

トルコリラは下落。一時、対米ドルで2カ月半ぶりの安値を記録し、対円では14.991円へと値を下げました。EU(欧州連合)がトルコに対する制裁を強化するとの懸念、外貨準備の減少によってトルコ当局によるリラの買い支えが困難になりつつあるとの観測、それらがリラに対する下押し圧力となりました。トルコは東地中海でガス田開発を進めており、EUとの関係が悪化。フランスは、トルコがリビア内戦に介入していることに対しても制裁を科すべきとの姿勢です。

(本日の相場見通し)

本日(29日)、FOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されます(結果発表は日本時間30日午前3時)。

政策金利は現行の0-0.25%に据え置かれる可能性大。その通りの結果になれば、市場の関心は声明やパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の会見へと移ります。

声明やパウエル議長の会見では、「米経済の見通し」や「金融政策の先行き」についてどのような見解が示されるのかに注目。とりわけ、“イールドカーブ・コントロール(国債利回りに誘導目標を設ける)”を今後導入する可能性をパウエル議長が示すか否かが焦点になりそうです。パウエル議長が米経済について慎重な見方を示し、また市場で追加の金融緩和観測が高まれば、米ドル安が進む可能性があります。米ドル/円104.399円(3/13安値)割れを試すかもしれません。

執筆者プロフィール
八代 和也(やしろ かずや)
シニアアナリスト
2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。
【プロフィール】広島県出身。
【趣味】野球・サッカー観戦。
【一言】より分かりやすくタイムリーなレポートを心掛けています。


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